ChatGPTとGoogle Apps Scriptを使ってLINEのAIチャットボットを作る方法

2023年4月3日 17:42

ChatGPTを使って、自分だけのオリジナルAIチャットボットを作る方法を解説します。
自分の好きなキャラクター風の口調で話すチャットボットを作ったりして、LINEで遊んでみましょう❗

この記事を読めば、非エンジニアの方でも30分〜1時間ほどでAIチャットボットを作って公開する事が出来てしまいます👍
ChatGPTを使って何か作ってみたいという方の第一歩目にオススメです。

※サンプルプログラムコードとチャットボットの実装解説は有料となっております。
この記事で使用するAPIは「GPT3.5 Turbo」です。

📖このnoteの内容📖

✏️無料部分✏️
・AIチャットボット作成の手順解説
・OpenAIのAPIキー取得方法解説
・LINE Messaging APIの設定方法解説

✒️有料部分✒️
・Google Apps ScriptとLINEの連携・ボット実装方法解説
・コピペだけで動く！Google Apps Scriptのサンプルコード公開
・コードの解説
・自分好みのAIにする為の、カスタマイズ方法解説

ご挨拶

こんにちは、斑鳩エナ（https://twitter.com/EnaIkaruga）です。
この度は私のnoteに興味を持っていただきありがとうございます。

ChatGPTを使って何かを作ってみたいと思い、LINEのAIチャットボットを作ってみました。
私が実際にチャットボットを作った詳細な手順の解説と、コピペするだけで動く実際のプログラムコードを公開致します。

それでは、トライしてみましょう✨

自作のAIチャットボットを使うのにお金はかかるの？

まず最初に注意が必要なのは、利用料金についてです。
自分で作るAIチャットボットではありますが、OpenAIのAPIを利用する為に利用料金が発生します。
ですが、ご安心ください❗
OpenAIに登録すると自動的に、3か月の間、18ドル分の無料枠がもらえるようになっています。
18ドル分がどのくらいかというと、1000トークンあたり0.002ドルとなっています。
1ドル132円とすると、日本円で0.264円です。
実際はどの程度か、下の例で説明します。

質問「AIは人間と同じように考える事が出来るのですか？」

回答「AIは人間と同じように考えることはできません。現在のAIは、事前にプログラムされた規則に従って動作するコンピューター・プログラムです。これらのプログラムは、処理するデータとともに特定のタスクを実行するように設計されています。一方、人間の脳は、独自の思考プロセスを持ち、経験、知識、感情などを複雑に組み合わせて判断や意思決定を行うことができます。」

このやりとりで272トークンになりました。
料金としては日本円で0.07円くらいです。
句読点やカタカナは凡そ1文字1トークン、ひらがなは凡そ1文字1.25トークン、漢字は凡そ1文字2.5トークンくらいの感じです。
これなら、かなり無料枠で遊べますね👍
具体的なトークン数が気になる方は、以下のリンクから調べられます。

因みに英語だと1単語1トークンとなるので、日本語でやりとりするよりも更に何倍も料金は抑えられます💡

OpenAIにクレジットカードを登録していなかった場合は、無料枠を超過すると機能が一時的に停止します。
クレジットカードを登録している場合は、超過分が請求されます。
クレジットカードを登録している方は、支払いの限度額を設定できるので、必ず無理のない限度額を設定しましょう❗
限度額を超過した場合は、機能が一時的に停止します。

利用料金については、無料枠でかなり遊べることが分かりましたね👍
では、実際にチャットボットを作っていきましょう❗