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就活における「最適解」とは何か

はじめに


はじめまして。
都内の私立大学に通う理系の四年生です。


今年の6月に就職活動が終わりましたので、感じたことや考えたことを自由気ままに綴りたいと思います。

まず私の就職活動の最終決定についてお伝えすると、外資系のコンサルティング会社にご縁を頂き、来春からはそちらでテクノロジーコンサルタントとして働くことと決定いたしました。第一志望の企業であり、納得内定で就活を終えられたことに安堵している一方で、ここに至るまでには様々な紆余曲折を経てきました。その一部をここでお伝えできればと思います。

やりたいことは何か


さて、多くの就活生が初めにぶち当たる壁は「何をしたいか」ということだと思います。かく言う私も悩みに悩み、たくさんのインターンシップに参加することで徐々に候補を絞りました。

けれど就活は「なぜ」の繰り返しです。
私は当時「なぜそれをやりたいのか」と訊かれても「面白そうだから」と言う浅い返答しか出来ずにいました。


その問いに自信を持って答えられるようになったのは正確な自己分析ができるようになってからです。

例えばプラス要素であるならば
「過去に自分が何に熱中したのか」「なぜそれに熱中したのか」「どういう条件が自分を熱中させたのか」「何がモチベーションだったか」

マイナス要素であるならば
「何につまらないと感じたのか」「なぜそう思ったのか」「何に向いていないのか」


自分のこれまでの人生を振り返り、多様な経験を要素としてグルーピングしていくことで私は自分が一体どんな人間であるのか細かに分析していきました。

就活で一番重要なのは「自分を知ること」ではないかと私は感じています。自己分析をする際に「自分は留学もリーダーも経験していない・・・」なんて思われる方がいるかもしれませんが、比率で言えば恐らくそういう方の方が圧倒的に多いのではないかと思います。


人とは違う経験をしていなくても、どんな小さなことでも自分の心がその時どう動いていたのか、それを正しく見極めることができれば十分ではないかなと私は感じています。


大切なのは自分の気持ちを飾ることなく素直に見つめることであり、その裏にある理由を見つけ出すことです。

いきたい企業はどこか


やりたいことが定まってくると、次はどの企業に行くかと言う課題にぶつかります。規模、事業内容、企業理念、カルチャー、給料、立地、福利厚生。選定すべき軸は多くありますし、どれもとても大事なことだと思いますがある程度優先順位をつける必要があります。


私は何よりも企業理念と会社の雰囲気を重視
していました。企業理念とは「その企業がどうありたいか」です。事業内容は流動的なものですが、企業理念はその企業の想いですので、不変のものであり指標にするに足るものであると思っています。

あとはもう直感でした笑「なんかわからないけどここいい感じ」と言う想いは人一倍大切にしていたと思います。


最終決定


「やりたいこと」「いきたい企業」「そこに行くことで自分がどうなりたいのか」そしてそれを裏付ける理由と原体験がある程度話せるようになれば、就活の7割はもう完遂していると言っていいと思います。あとはひたすらに面接を受けていくだけです。


有難いことに私は幾つかの企業から内定を頂き、その中で企業を選ぶことになりました。けれどどこにいくのが正解か、自分はどこに行くべきなのか、その企業のレベルに私はついていけないのではないかなど、本当にたくさんのことを考え、悩みました。

明確な正解がない故に、就活の最終決定はとても難しいと思います。
けれどあるオープンチャットで他の学生の会話を眺めていた時にとても印象に残っている言葉がありました。

ある学生が
「どこの企業に行くのが勝ち組だと思いますか」
と問うと、別の学生が


「自分の行きたいところに行くのが勝ち組だと思います」


と会話しているのを見て、本当にその通りだと思いました。自分には向いていないのではないかとか、力不足かもしれないとか沢山のことを考えていましたが、結局行ってみなければわかりません。


だから私は今一番、自分が行きたいと思うところに行くと決めて就活を終えました。


就活を通して得た学び


就活を始めるまでは本当に嫌だやりたくないと思っていましたが、就活を終えた今、この経験は自分を大きく成長させたと感じています。


就活で大事なことは、自分の気持ちを大事にすることだと学びました。


やりたいことがあるならそれを熱く語るもよし。ないのなら、その気持ちに嘘をつかず受け入れるべきです。友人の中にも「やりたいことがないからなんでもやってみたい」と素直に語って大手企業に内定を頂いている子もいました笑

耳障りのいい言葉や見栄えのする言葉を使いたくなる気持ちはとてもよくわかりますが、自分を偽って内定をもらったとしてもそこで幸せになれる確率は限りなく低いです。私はinteeの面談をしていく中で、こうした当たり前の、けれどもついつい見逃してしまいがちな事実に気づくことができました。

面接で語る言葉はほとんど嘘ばっかりと言っている就活生もたまに見かけますが、それは自分にとっても面接官にとってもマイナスにしかなりません。何より嘘ばかりついていては疲れてしまいますしね。

もし「やりたいことが見つからなくて不安」と言う方がいたら、ぜひinteeのサービスを利用してみてください。inteeでは徹底的に自分が将来どうなりたいかと言うwillの気持ちを深掘りしてくれるので、自分の将来像を描くのにとても大きな助けになると思います。リンクを貼っておくのでご興味のある方はぜひ。
(https://intee.jp/student/referer?introducer=tWF8Bqt%2BCUAr0AsGfQ3T0w%3D%3D)


かく言う私もinteeで長い間定期的に面談で深掘りをしていただき、自分の就職活動を進める上でとても助けになったと感じています。自分の頭の中で考えていることであっても、実際に人に話すことで整理されることも多いと思うのでぜひ人に話す機会というのを積極的に作ってみてください。


最後に


長くなりましたが、皆さんにとってこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。難しいかもしれませんが、どうかこの就活という経験を最大に楽しんでいただけたらと思います。


昔と違い、転職があたり前な時代ですのであまり思い悩まず、わくわくする方向へひたすらに歩いてみるといいと思います。多くの企業の方と沢山お話しし、仕事を知り、その中で自分の本当にやりたいことを見つけてみてください。


最後になりますが、皆さんの就職活動が納得の行く結末であることを心よりお祈りしています。

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