タイプ6のレベル6の記述から

リソ&ハドソンのレベルの記述では、
通常の段階(ごくごく普通の日常レベル)の中を、さらに3つ分けていて、その中で一番低い状態がこのレベル6です。


段階6

この<段階>では、元々が恐怖症的であっても対抗恐怖的であっても、明らかに対抗恐怖的になっていて、自分を刺激したと思えるものならどんなものとでも戦うことによって、増大していく不安を抑えようとする。

他者に対する権力を持った地位にいれば、まさに自分が嫌悪していた、事務的で、不公正で、執念深い権威者像に自分がなってしまう。権威、こちこちの規制づくめ、二流の暴君の戯画そのもので、大言壮語と空威張りばかり、しかも危険だが弱い存在である。それだけに、特に危険な存在である。

タイプ6の安倍首相を思い出してしまうのですよね。

「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言とか。
これは、都議選の自民候補の応援演説の場で出た言葉だそうで、聴衆の一部から「帰れ」「やめろ」コールがわき起こったときの発言の一部です。
元々は恐怖症的な(というか従順型な)かただと思うのです。トランプ大統領やプーチン大統領との対話では、まったく対抗恐怖的では無いし。
「抱き着き外交」とまで言われていたし。
ですが、大衆に対して権力者としての立場に立つと、こうなってしまうようです。

映画『ターミネーター』で知られるアーノルド・シュワルツェネッガーは、カリフォルニア州知事に立候補したときに演説会場で反対派から生卵をぶつけられたそうです。そのとき彼は、「ついでにベーコンもくれよ」と笑い飛ばしたとか。
まあ、シュワルツェネッガー氏でも精神レベルが低い状態だったら笑い飛ばせないでしょうから、これは性格タイプというよりレベルの問題だとは思います。

東京オリンピックを前にしたときには、
『安倍前首相「反日的な人が五輪開催に強く反対」 月刊誌の対談に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース』
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50f0694a6bcd4c0741435bcdcbdac41b4147f11
なんてニュースも出ていました。

そのときのヤフコメが以下

尾身会長から「普通ならやらない」とまで言われた東京五輪。

普通じゃない人ほど五輪開催に強く賛成している印象です。

日本国民の安全と健康を守る事を第一に考えるなら、人流の抑制の観点から、中止にする方が良いに決まっている。
それでも東京五輪を強く開催したい人は、「反日」という言葉でごまかそうとしている。
私からすれば、日本国民の安全と健康を蔑ろにする人こそ反日だと思うのですけどね。
特に国会という神聖なる場所で100回以上も平気で嘘をつく人は、最悪の反日政治家だよ。

森友、加計、桜、アベノマスクなど、

日本と国民の不利益につながる事ばかりして、

自分の懐だけ膨らませば、

総理大臣という職を二度も途中で放り出した人間が、

どの口で言うのですか?

新たな発信をする前に、自身の過去の悪事に対する裁きを正面から受けて、人間として一から出直してから発言して下さい!

本当に「反日」だけが反対してるんなら大した問題じゃない。今回は、理性的な判断を重視する人とか「親日」的なマインドの人とかにも五輪反対の人が多いことがポイント。
俺は反日・親日の問題と五輪賛成・反対はちょっと別な話として捉えておいた方がいいと思う。

反日とか関係ない。
五輪開催に反対している人は、家族や回りの大切な人を守りたいから反対してるんじゃないですか?
身近にコロナに罹った人がいて、発症から悪化までの様子を見ました。若い人達でしたが「息が苦しい」と死の恐怖を感じていました。

開催を強行しようとしてる人たちが愛国者だなんて、勝手に対立構造作らないでほしい。
この人の言うことはいつも保守層の愛国心を利用するようなトンチンカンなことばかり。

自民党なんて中国に媚び売る政治家がトップにいる売国政党ですよ。二階の地元和歌山にだけ異常にたくさんパンダがいるの、笑えます。
自民党のどこが愛国保守なのか、教えてほしい。

嘘つき前総理。
嘘つきは治らない。
安倍政権では、不都合な事実を隠す=臭いものに蓋をする=不都合な事実を記録しない=事実やデータに基づかない政治が行われた。
謙虚さや真摯や丁寧は口先だけの横柄な安倍政権だった。

7月2日、三菱電機の社長は、社内の不正行為の責任を取って引責辞任した。
安倍は、秘書が送検されたり、国会で桜を見る会の答弁で118回の虚偽答弁をした。
森友・加計問題等もある。
説明責任も果たさず、責任も取っていない。

元首相が反日という言葉を使ってしまうとか…
それぞれの持つ意見はどうであれ、国民は国民。
様々な意見を取り入れて、平等に守っていくという意識を持って取り組まなくてはいけないのに。
このレベルの人間が首相についていたとは。
あと、党首討論で一番酷かったのは菅さんでしたよ。討論の意味、わかってる?と思いました。

反日的な人も反対しているかもしれませんが、そもそもIOC等関係者のの対応スタンスやへの不信や疑念等が、反対の大きな一因では?

・IOCや委組織などの開催ありきの姿勢
・「安全安心」の具体的根拠を問われても答えることができない組織委
・JOC職員の自殺
・国のこれまでの数々の感染抑制対策との、多数の矛盾
・野球などのスポーツと違って五輪観戦者のみ、観客1万人以外に別枠で、スポンサーや関係者などの1万人の観戦枠を確保
・そもそも国民は、これまで長期間、自粛をお願いされ続けています。

コロナは初めてであり、開催時点でどうなっているかは誰にも分からない。
にも関わらず「結論ありき」で進めているため、不安のみでなく、不信も蓄積しているのでは?


「自分を刺激したと思えるものならどんなものとでも戦う」
それで「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言をしたり「反日的な人が五輪開催に強く反対」発言をしたり。

「事務的で、不公正で、執念深い権威者像」
森友、加計、桜を見ていると「不公正」ではあると思います。

「大言壮語と空威張りばかり」

「危険だが弱い存在である。それだけに、特に危険な存在である」
この部分を私なりに説明します。
ストレスにさいなまれたタイプ6は、一番強い手段に出る傾向があります。
安心・安全・安定を求め、怖がりだから、圧をかけ合うようなギリギリのつばぜり合いが苦手で、安易に最終手段を使いたがります。
以前にも書きましたが、敵を前にして、素手、棒、スタンガン、ナイフ、拳銃、機関銃と選べるときに、すぐに機関銃に手を出すようなところがあります。そのほうが安心で安全だからです。

そういったタイプ6だからこそ、「危険で弱いからこそ特に危険」になるわけです。


タイプ6・レベル6の引用をもう少しだけ続けます。

はっきりしていることは、多くのタイプ6は自分自身が少数派の一員ではあっても、段階6では、誰か非難し過小評価する相手を見つけようとすることである。

タイプ6の視点からすれば、自分の攻撃は正当化されるが、それは「不当きわまりない」仕打ちを自分がずっと受けてきたと感じるからである。

ネットで見かける議論の中に、「自分は被害者で、ゆえに自分の攻撃は正当化される」というような人がいるように思えます。そのような人はタイプ6のレベル6の可能性があります。


ここまでで、タイプ6のレベルの話は終わろうと思います。
レベルはこの先、レベル7、レベル8、レベル9と低くなっていくのですが、
記述を読んでいると痛々しくて読んでいられなくなりました。
なので、一連のレベルの話はここで終わりたいと思います。


参考
レベルの記述を検索で調べてみました
自分のタイプ、各タイプのレベルをザックリと知りたいかたはこちらを通して紹介しているリンク先に飛んでください。

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