「東京よりソウル」話のコメントから思ったこと

『「東京よりソウル」…日本を抜いた「高級韓国」 100年以上続くのか(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース』
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f3949157d338f04ed5037b36dd48757fb40fe85

実際、アジアといえばいつも東京が最優先だったブランド品が今ではソウルを先に訪れている。あるファッション業界の関係者は「グローバルファッション時計を太陽で表現すれば上海が午前10時、ソウルが正午、東京が午後3時」と表現した。ユン・ヨジョンは受賞の所感で「運が良かった」と謙虚に話したが、今の韓国文化ブームは決して運ではない。

一国の文化が世界的に「高級」「かっこいい」というイメージを確立するにはコンテンツ自体の優秀性だけでは限界がある。長い歳月にわたり世界の舞台で知られ、好き嫌いはともかくグローバルヘゲモニーを握った西欧圏が主導する「クラシック文化」で認められる必要がある。決定的に経済力を前に出して国際社会で声を出すことができなければいけない。
韓国は一つずつ積み上げながらこうした条件を満たしてきた。不屈の製造企業が優秀な品質で「メード・イン・コリア」を知らせ、アジア競技大会、オリンピック(五輪)、ワールドカップ(W杯)など世界の祭典を成功させた。ドイツ最高バレエ団のトップに立ったカン・スジン、ショパンコンクールで優勝したチョ・ソンジン、全世界を氷上で魅了したキム・ヨナらは西欧先進国が優越感を抱く分野を制覇した。

経済的にもアジア盟主だった日本との差を縮めたり、追い抜いたりした。一例として株式時価総額世界100大企業のうち韓国1位のサムスン電子は14位、日本1位のトヨタ自動車は36位だ。今年S&Pなど世界3大格付け会社の評価でも韓国は日本より2段階高い。物価と為替を反映した1人あたりの国内総生産(GDP)も2018年に韓国(4万3001ドル)が日本(4万2725ドル)を追い越してからこれを維持している。日本の野口悠紀雄教授が「日本がG7から追い出され、韓国がその代わりに入っても文句は言えない状態になりつつある」と指摘したのはこうした背景のためだ。

これへのヤフコメが
「それなら日本に憧れることも劣等感を覚えることも無くなるでしょうし、いちいち日本にいちゃもんつけることも無くなってくれるといいですね」
なのだが、
これ本当にそうだと思っている。

いちいち日本にいちゃもんつけることも無くなるのが、終わりを示すことになると思っている。
それは、韓国のいちゃもんの終わりであり、日本の終わりでもある。

そこから日本は這い上がる可能性はあるが、そうなって落ちるまで変化ができないのではないだろうか? 失われて失い続けていく日本。なぜなら皆、当事者ではありたくないし、変化が嫌いだから。
「○○(政治家・経営者・若者など)に期待」という言葉は出てくるが、「俺がやる!」という言葉はあまり聞かれない。
自分はそのままで安心・安全・安定でいたいのが日本人。でも、そうやっていて、安心・安全・安定が削られていっているのが現在。

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