タイプ6と返信(もしくは返事)の話

タイプ6は、『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』『疑念者(ヘレン・パーマー)』『慎重な人(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

私の説明では、「安心・安全・安定がとても大事な性格タイプ」となります。
安心・安全・安定がとても大事で、その反対の「未知」や「混沌」を嫌う性格タイプです。

メールの返信が早い人は、私から言わせるとタイプ6っぽい人です。
ただ、日本はタイプ6社会なので、メールの返信が早い人は多く、
逆にメールの返信の遅い人は、タイプ6では無いか、相手を軽く見ているタイプ6か、となります。

タイプ6自身はメールの返信が来ないその間が不安なようです。そこに混沌を感じるようです。
タイプ6は知(知情意の知のセンター)の人なので、返信が遅れている状況に知(この場合は、「思惑」や「可能性」)を感じ取ります。
「何か怒らせるような書き方をしたかな」「返信が来るまで出かけるのを控えているのに」「なぜ返事をしてこないのだろう」「何か事故でもあったのかな」「仕事が先に進まないじゃないか」
そのようなことをあれやこれや考えているタイプ6にはストレスがたまります。
タイプ6にとって、送ったメールの返事がこない、その間は「不安定」に感じます。
「不安定」が嫌いなタイプ6は、だから、返事は早く返して欲しいのです。

そんな訳で、タイプ6は、自分のして欲しいことを他人にもします。
すなわち、メールを早く返信します。

そして、タイプ6としてはメールに限らず、返事は早くして欲しいと思っています。
「遅くてもいいですよ」「期限はいついつまでですよ」
と言っても返事は早くして欲しいと思っています。

それで、待ちきれなくなったタイプ6が、
「返事をまっていますよ」「忘れていないですよね」「まだかなあ」
などと言ってきたりすることがあります。

これ、タイプ6がやさしく言ってるからって、軽くあつかってはいけません。

タイプ6にとってはとてもとても切実なことなんです。
「未知」な状態を早く「既知」にして安心したいのです。

本当に切実なんですよ。
「うるさいなあ、期限はまだまだあるだろう?」
なんて態度をとっていたら恨まれます。

こんな人は、あなたの周りにいませんか?
いたら気をつけて思いっ切り早く返事をしてあげてください。

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