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たぶん日本は幸運なタイプ6の国

国民性をエニアグラムで行っていると、タイプAだとしても日本でよく見るタイプAから逸脱したような動きをしている国が出てくる。

それはタイプの可能性だと見ている。この場合の逸脱は負の可能性となる。

例えば国ではなく地域となるが、沖縄という地域は私から見るとタイプ9となる。
その沖縄の負の部分の記述を見ると、かなり戸惑う。
私の知っている日本で会うタイプ9の人達からは、想像できない動きがそこにある。
これは私がタイプ9の国だと思っているところも同じで、私がタイプ9の国だと思っているものの中には、理解しがたい動きをしているところもある。

エニアグラムは骨格的なものだから、その表現型は本来多岐にわたる。

日本は安心・安全・安定のタイプ6の国だし、先進国だし、内乱もないし、その他、国ガチャとしては恵まれているので、私の身の周りで見られるエニアグラムの性格の表現型は穏やかなものになっているようだ。

そしてこれは日本という国自体にも当てはまる。日本はタイプ6の国だと私は書いているが、タイプ6としては、かなり穏やかな表現型だと見ている。
タイプ6は、従順型と恐怖対抗型があると言われている。その上で日本という国は従順型であり、基本的には恐怖対抗型で無い。日本という国は、穏やかで従順型でいられるほどに環境が良いのだと思っている。
なんていったって、ついこの前まで世界第二位の経済大国であったわけだし、今は、失われたウン十年の負け戦の中で、おかしくなりつつあり悪い面が目立ってきているけど、それでも積み上げた歴史的・文化的・経済的・インフラ的・その他な資産が残っている。
日本は、たぶん世界でも希な幸運で理想的なタイプ6の国なのだ。
もしも、日本以外にタイプ6の国があれば、というか世界は広いので必ずあるだろうが、もしもタイプ6の国があれば、日本よりは豊かでは無く、国民性の表現型も日本より悪いか、その表現型に上下の幅がかなりあるだろうと見ている。


蛇足ではあるが、
そこまで基盤が整っているのに、
内発的に動けず、
判断決断ができず、
当事者になれず、
プランBを持てず、
依存的に生きてしまうところが、
リソ・ハドの言うところのレベルが落ちているからしかたないのを分かった上で、
とてももったいないことだと思ってしまう。
(これは半分以上は自分自身に対しての言葉でもある)

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