『我々には外側が必要だ 』を読んで、「若者、よそ者、バカ者」を思った話

今日の記事

を読んでの感想です。

元の話は、日本のサッカーには「外部」が必要であるがゆえに外国人監督が求められる、ということが書かれています。
その理由はリンク先を読んでいただくとして、

日本の国の監督として仕事をしながら、同時に日本の「外部」であることを期待されても・・・ねえ。
日本固有の期待をされてもねえ。

外国人監督も大変ですね。仕事がひとつ増えています。

「若者、よそ者、バカ者」という言葉があります。
変化や活性化を起こすには、この3者のいずれかが必要だという話です。

日本はエニアグラムのタイプ6の国です。
タイプ6は安心・安全・安定を大切にします。

「若者、よそ者、バカ者」の力を借りるときに、
安心・安全・安定が好きで、自分で変化を起こせない日本人が、
こういった安心・安全・安定の外にある異物に対してリスペクトができる(敬意を示せる)のかが問題となってきます。

結局ここなんですよね。

その実力に敬意を示せても、異質であることに敬意を示せないのですよね。

紹介した記事を書いた小田嶋さんは、「外部」であることを期待していますけども、
日本人の多くはそんなことは、これっぽっちも期待していないと思いますよ。
実力や実績にしか興味が無いと思います。


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