『「飲む中絶薬」審議を見送り 厚労省「パブコメの分析、間に合わず」』
はてコメ
記事を読むと専門家の提言を聞いているのですよね。
専門家は「承認して差し支えない」と結論を出しています。
なのに、
それで、
で「飲む中絶薬」の審議を見送り。
再び はてコメ
これを読んで思ったのだけど、
これって、エニアグラム・タイプ6の国、日本の
「無限責任と無責任」問題じゃないんでしょうかね?
自分のほうでは無限に権力を持っていたい。でも責任は取りたくない。
リソ&ハドソンの記述にある
それで、これの悪い意味での発展形として、
総意という形にして、自分の当事者性や責任を曖昧にしておきながら、でも自分の目的は達成させようとしているわけです。
つまり答えはすでに決まっている。でもその答えに関する責任は取りたくない。それで、いろいろ工作をする。
今回の場合は、
「飲む中絶薬」を承認しないという答えがすでに決まっていた。
そこは一貫したものが政府の中にあった。
でも、それに対する責任は負いたくない。
それで、学者を前面に出して、自分たちの責任を隠したかった。
なのに、
得てしまった。
!?
困った。
それで、
ここで少し違う話を入れます。
昨年末の記事で
『NHK、受信規約変更を認可申請。来年4月から未納者への2倍割増金運用へ|Impress Watch』
というのがありました。
ほとんど誰もしらない形で意見募集を行い、その中に自分たちの意見を混ぜて、それを理由にして結論に導く。
こんな形で、広く知られない中で、不意打ちでパブリックコメントを募り(だからでしょう、「未納者への2倍割増金運用」の問題なのに一般の意見が150件しかないです。広く関心があるような問題なのに、「飲む中絶薬」の約1万2千件に比べても少ない)、
世間に向けた形としては、パブリックコメントを募集した形にしてとして、元からあった答えに導きたかったのではないでしょうか?
話しを今回の「飲む中絶薬」に戻せば、
ところが蓋をあければ
となってしまった。
たぶん、その大半が賛成だったのでしょう。
これで、「飲む中絶薬」中止計画のシナリオが狂ってしまった。
でも認めたくはない。答えは決まっている。
となって、
ことを理由にして「飲む中絶薬」の審議を見送りにした。
ちなみに
次のパブリックコメント募集は、不意打ちを狙って、いつの間にかの強行突破でしょうか?
今の「分析や対応の整理」とやらは、きちんと行われるのでしょうか?
こういうことは日本において いくつもされてきています。
例えば
「高輪ゲートウェイ」駅問題。
6万4000件を超える応募があって、第1位は「高輪」、第2位は「芝浦」、第3位は「芝浜」という結果だったのに、
130位の「高輪ゲートウェイ」に決まったという話がありました。
他にも
東京オリンピックのエンブレム問題
「飲む中絶薬」の審議問題も、
これらに似た問題な可能性があります。
この文章を書き終えてから見つけたツイート2つ
今の政府は、やりたくないことは「慎重に」ことを進めます。つまり、そういうことです。
別の言い方をすれば、これはとてもパッシブアグレッシブな態度だとも言えます。