一辺倒はやめたほうがいい

日本はエニアグラムのタイプ6の国民性です。
それでタイプ6には一択癖があります。
テッパンとか聖杯とか銀の弾を求めます。数多あまたある答えの中で、最強最善のものが一つだけ欲しいと思っています。
なぜなら、選択肢が複数あると、判断や決断や調整などをしなくてはならないから。自ら未知や混沌と関わる必要だ出てくるから。
タイプ6は安心・安全・安定が大切で、ストレスがかかるほど、安心・安全・安定の外の未知や混沌に関わらないようになってきます。

始めに述べた通り、日本はタイプ6の国。一択癖のある国です。
外交はアメリカ一辺倒。外国語も基本、英語の一択。
政府が諸外国と付き合うときも、そこの国民は無視する傾向があります。一番のトップとつながっていればよいと思っている。トップ一択。

オバマ大統領の時代に、大統領選挙でトランプ氏に決まったとき、安倍首相はトランプ一択になりました。それで、オバマ大統領が「まだ大統領は私だ」というメッセージを出したときに安倍首相は慌てました。安倍首相もタイプ6です。あれも、タイプ6の一択癖が出た行動でした。

韓国の従軍慰安婦問題を見ていると、日本政府は韓国のトップと話をつければそれで済むと思っているように見えます。
ミャンマーの軍事政権に対しても、それがトップなので、そことだけ良好な関係を築こうとしているように見えてしまいます。
トップ一択。
国民を民衆を見ていない。

それでアメリカとの関係もトップ一択で何とかなると思っているようです。

アメリカ国民を見ていない。

昔、 軍事アナリストの小川和久さんが、「アメリカは、国の中にいるカーボーイのおっちゃんたちが政治を動かしている」「カーボーイのおっちゃんを意識しないとダメなんです」のような発言をしていたように記憶しています。
この意味が分かっていない日本人が意外に多いのではないか?と思っています。
和田秀樹さんだっと思います(違ったらごめんなさい)。「アメリカとの良好な関係を築きたければ、大統領選挙においての重要な州に日本企業の工場を建てるなりして雇用を生むことだ」と、かつて書いていたと記憶しています。
この意味や重要性って分かられていないのだろうな、と思っています。

なぜって日本政府も、たぶん日本国民も、何かあるとアメリカのトップしか見ていないから。

一択癖や一辺倒はやめたほうがいいと思っています。
けども、タイプ6日本において、それが難しいことも理解しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?