幸福の絶頂にいるタイプ6の対人関係が無敵だった話

性格学のエニアグラムをやっていて思うのは、どのタイプにせよ精神レベルが「う~ん」と高いと対人関係が良好であるということです。
私自身、ちょっとしたことで、イライラしたり、へこんだり、気分が落ち込んだり、
自分のほうが悪いと分かっていても、そういうふうになることがあります。
でも、精神レベルがとても高い状態だと、不快なものに悪影響を受けないわけです。

それで思い出す話をひとつします。

『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』『疑念者(ヘレン・パーマー)』『慎重な人(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われるタイプ6の人の話です。

あるとき、職場で皆をとりまとめていたタイプ6のかたが結婚をされました。
もう幸せいっぱい。これは夢なのかも知れない。ねえ、ほおをつねってもらえますか?という感じです。
もう夢見心地で仕事をしているわけです。

それでも、仕事をすると問題も出てきます。
私が問題点を指摘することもあるわけです。そのタイプ6のかたに対して。
するとどういう態度を取るのか?
「えええ~、そうなんですか~」と、とろけるような笑顔で夢見心地で返事をするわけです。
なんというか、仕事の問題が、ほおをつねった感じとなり、
「ちょっと苦しい、だから、今、現実にいるんだ。この夢のような世界は、夢じゃない現実なんだ。幸せだな~」
という感じなのです。

なんだか、問題点を指摘する自分がバカらしくなってきました。

そのときの仕事は、夢見心地のタイプ6に引っ張られ、皆、なんとなく夢見心地の影響を受けながら、幸せなな感じで仕事が進んでいきました。

超幸福な人にはかなわないなあ。と思った出来事でした。


今回は、
精神レベルが「う~ん」と高い状態だと、
どのタイプにせよ対人関係においてダメージを受けないという話でした(はたして、この一例が参考になるのだろうか?と思いながら・・)。

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