福山雅治の性格タイプ

 福山雅治さんの性格タイプは雑誌などを読んでいて、タイプ3だとは思っていたのですが、
 ヘレン・パーマーの文章の中に、うまく説明できそうな箇所があったので、説明を試みます。

 始めにタイプ3と判断した箇所を言うと、
 休暇を取って実家に帰ったときに、母親から「もっとゆっくりと休めばいいのに」という意味のことを言われたというエピソード 、あとは、「自分は泳ぎ続けないと死んでしまうマグロだ」と言ったというエピソード、この2つです。

 ネットで検索したら一つだけ見つかりました。

「『俺はマグロだから止まったら死ぬ』と冗談めいて言うくらいスケジュールに空きがなく仕事熱心。ファンに期待される“福山雅治”になろうとしているから、(略)」(芸能プロ関係者)
週刊朝日より

 『エニアグラム(1998 ヘレン・パーマー)』からタイプ3の記述を一部引用します。

 つねにいくつものプロジェクトを同時に抱え、今の仕事が完全に終わる前から、もう次の仕事で頭がいっぱいになっている。毎日の予定を自らびっしりと詰め込み、できるだけ近道を探そうとする。失敗するのではないかという恐れが、タイプ3をこんなにも急がせているのだ。
 走るのをやめてリラックスすることが、タイプ3には恐ろしい。とくに、ゆっくり座って今の気持ちを語るなど、タイプ3にとっては脅威である。感情なんてものは煩わしく、非生産的で、仕事を片づけるのには邪魔なものだ。そう思っているタイプ3は、感情が表に現れそうにんると、ギアを入れかえ、急いで次の仕事に没頭する。全勢力を傾けさえすれば、どんな仕事でも成し遂げられる、とタイプ3は信じている。
 タイプ3なら、「今していることがわたし自身である」という言葉の意味が理解できるだろう。ちょうど演技派俳優のように、タイプ3はその日に自分が行く場所に応じて、行動や外見を変える。
 タイプ3は、ボーナス・能力手当・昇進といった、実質上の褒美がある仕事において、いきいきと活躍する。(略)もしタイプ3が昇進する見込みのない仕事に就いているなら自然と別の仕事を探しているだろう。
 タイプ3は、休暇から帰ってくると、たいてい何ヵ国を周遊したとか、ゴルフコースをいくつ回ったとか、専門紙をどれほど読んだか、ということをまくしたてる。


 スケジュールをいっぱいにしそうなのは、タイプ3の他には、タイプ7があります。ただ、私から言わせるとタイプ7は「自分が楽しみたい」というのが行動原理なので、そこがタイプ3とは異なります。
 レベルの低い・・・と言っても、リソ&ハドソンの言うところの通常段階のタイプ3は、大抵、目的志向ですが、同じ通常段階のタイプ7なら楽しみ志向です。タイプ7は、どちらかと言えば消費者です。
 ですから、同じスケジュールと言っても、タイプ3なら目的意識があるスケジュール、タイプ7なら楽しみ志向(あれも、これも)があるスケジュール、という違いが出ます。
 私は、福山さんは前者だと見ています。

 あとは、
 18歳のときに5ヶ月働いた会社を辞めて単身で上京したところなどは、「もしタイプ3が昇進する見込みのない仕事に就いているなら自然と別の仕事を探しているだろう」に該当するように思います。

 引用ついでに、他の記述の引用もしておきます。
 ネット上にあった、リソ&ハドソンのタイプ3の記述です。2つ引用します。

 往々にして、「自分のパフォーマンスで誰の顔を輝かせることができるか」にいつも焦点を当てている。

 福山さんは、ロックやパンク音楽が好きで、そのために芸能界に入りましたが、求められて俳優になり、恋愛ソングを歌っています。始めは自分のイメージにこだわっていたようですが、今の福山さんがあるのは、「自分のパフォーマンスで誰の顔を輝かせることができるか」に焦点を当てた結果だと言えます。

 親が果たせなかった夢への失望や恥を感じ取ると、「大丈夫。自分が代わりに果たすから」と決意する。親や周囲の大人を喜ばせるために、本来の自分が欲しなかったものになっていくのが問題。

 これらの引用も、福山雅治さんの人生を、もしかしたら説明しているのではないか?と思っています。

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