最近「日本に軍備を!」の話が出てきたので

「日本に軍備を!」
の声に全面賛成できない理由は、
以前にも書きましたけど、タイプ6の怖がりな日本に武器を持たせると、
怖がりゆえに、すぐに最大に強力な武器を使いたがるだろうと思うからです。

タイプ6日本人は、圧をかけ合うつばぜり合いのギチギチのチキンレースができません。

心理的に安心できる、最終手段をすぐに使おうとしてしまいます。
だから核を持てば、安易に核を使いたがるのは目に見えています。
なので賛成できない。

それと、
アメリカ軍のような、状況に合わせて戦略を変えることも日本人にはできません。

参考 『人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。 | Books&Apps


東京オリンピックで見たように、どのような状況になっても、事前の計画を変えようとしません。
これは、状況が変わって意味が無くなった公共事業が止まらないのに似ています。
NHKだって、放送料金が取れないとなると、ネットから取ろうと画策しているじゃないですか。
今あることの前進しかできない。強化でしか対応しようとしない。
だから、それが会社であれば、ブラック化しやすい。

そして、相手に戦略を変えられたら、とたんに無力になる。

なぜならプランAしか持っていないから。

日本の核武装は、核武装一択、プランA一択に見えるのです。
一つに絞ったほうが、選択と決定と責任が無いので、タイプ6的には心理的負荷が無いわけです。
それで、プランAが通用しないことは考えない。大丈夫。大丈夫。大丈夫。異論を言うな。不安をあおるな。大丈夫。大丈夫。

でも、戦争しなくとも、ロシアは北方四島を実質手に入れたわけです。安倍政権下において。これは前々回に書きました。こういった形の戦争もロシアは得意だということのようです。少なくとも日本よりは。

戦争でなくとも、なにか問題が出ると交渉を粘りに粘るのではなく、すぐに国際裁判に頼ろうとする姿勢も、最終手段、一択癖、プランAのみのタイプ6日本が出ています。




昔、何かでAVをやっている人が、AVに出る女性を馬鹿にした発言をしているのを読んだことがあります。
「だって、AVに出るって、人としての最終手段じゃないですか! AVに出るヤツは、すぐに最終手段をとる馬鹿なんです」って意味の発言をしていて、
「ああ、それってタイプ6な日本人そのものだよね」
と思ったことがあります。

すぐに最終手段に頼ろうとするのは、何もAVに出演する女性だけではないのですよ。

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