贔屓の引き倒し

最近の支持政党の「贔屓ひいきの引き倒し」が気になっています。
それがスポーツであれば、いくら贔屓の人物であれ、チームであれ、ルールは守られるべきでしょう。

なのに、最近の政治を見ていると、法律とかルールを無視してもよいような風潮が見られます。

正直、日本がここまで酷くなるとは思ってもいませんでした。

noteを書き始めた頃、「日本は法治国家では無い」「日本においてルールは重要では無い」のようなことを書いたときには、反発や反論が多いことを予想して書いていました。

それが池袋の自動車事故があったときに「上級国民」という言葉が出てきて、日本人がそのような感想を抱くことになったときは驚きました。
日本人は、実際にルール運用が人によって変わる姿を目の前で見せられることになったわけです。
逮捕ギリギリで、それを逃れた政治記者もいました。
新型コロナのときは、人によって優先的に医療が受けられる姿を目の前で見せられもしました。

そのうち、そんな法やルールを無視した人をかばう人も現れ始めました。さすがに、かばうは無いでしょう。

ルールを適用されず許される人、それを不問にする人、
ここまでルール無視の「贔屓ひいきの引き倒し」が行われるとは思ってもいませんでした。

日本はエニアグラムのタイプ6の国で、
リソ&ハドソンによれば、
タイプ6でもレベルが低くなると以下のようになるそうです。

極端に党派的かつ権威主義的であり、他者を「自分に従う」人と「自分に逆らう」人とに厳密に分ける。すべての人が、われわれ対彼ら、部外者対部内者、友人対敵というように遠慮会釈なく二つの分岐にくくられる。「良くも悪くも私の国(権威、指導者、信念)だ」というのが彼らの態度である。誰かが彼らの信念に異議を唱えれば、自分の生き方そのものへの攻撃とみなす。


「極端に党派的かつ権威主義的」な態度や「良くも悪くも」な態度が強くなって、その行きつく先が「贔屓ひいきの引き倒し」なのでしょう。

ただ、日本において、
ここまで「贔屓ひいきの引き倒し」を見ることになるとは思ってもいませんでした。

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