「東京都営交通協力会に是正勧告」のヤフコメを見ながら
『東京都営交通協力会に是正勧告 労働時間を適正把握せず』
一般のヤフコメが参考になります。
このコメントれが全てな気もします。
その上で話を進めると
日本はエニアグラムのタイプ6の国です。
そしてエニアグラムには『統合と分裂』という考え方があります。
人が成長すると統合の方向のタイプの性質が現れ、
人が後退すると分裂の方向のタイプの性質が現れるとされています。
(注 『統合と分裂』の解釈は複数あります)
それでタイプ6の分裂の方向には、効率を求めるタイプ3があります。
タイプ3の悪い面が、日本において現れています。
タイプ6は、安心・安全・安定が大切な性格です。
それで、ストレスにあうと、自分だけの安心・安全・安定に閉じこもります。
トップは自分だけの安心・安全・安定の確保のために、タイプ3的な効率を重視して業務委託を始めています。
それで、
「経営は効率的になるかもしれないが、
長い目で見たら全体で沈んでるような気がする。。。」
となります。
「結局少ない本数で無理やり詰め込んだ方が効率いい」
これ、JR九州でも問題になっていましたね。
通勤電車の本数を減らされて、混雑していると。
「なんでも民営化」で言えば、私は水道の民営化や、公共に関する民営化の流れに危機感をもっています。
効率重視で、もっとひどいことが起こると見ています。
これは今からでも間に合います。
それと、このかたのあきらめもおかしいです。「当事者」になることから逃げています。
エニアグラムのタイプ6な日本人ですが、タイプ6は依存的と言われています。そして依存的な人は「当事者」になることから逃げます。
それで、危険が及べば自分が「当事者」になることなく、だれかに頼ることになります。それは国連かもしれません、アメリカかもしれません、国かもしれません、行政かもしれません、水戸黄門かもしれません、大岡越前かもしれません、仕事人かもしれません、宗教かもしれません。とにかく自分が「当事者」になることから逃げます。
それでどうしても「当事者」になりそうになると、それでも逃げたいので、あきらめとなります。
「しかたないから、そういう世の中なんだから、私は『当事者』になる必要がない」というふうに話をもっていこうとします。
そうかも知れませんし、違うかも知れません。
ただし、その行動に不信感を持たれているのは事実です。
「神宮の森や臨海公園の緑を
必要以上に伐採する計画は、なぜ」
というのは私も疑問に思っています。
たぶん、私たちに知らされていない別の目的があるのでしょう。
マスコミやメディアは腰砕けなので、本当のことを知る日が来るか分かりません。
エニアグラムのタイプ6な日本は、自らの安心・安全・安定の中にとどまっていたい性格で、依存的でもあります。
そのため「当事者」になることを避けます。
さらに、判断・決断・責任を嫌がる性格でもあります。
「天下り」なんて言葉は昔からあったし、
問題点の指摘は昔も今もどこでもあります。
でも、それを変えようとすれば「当事者」になる必要がありますし、
判断・決断・責任が発生します。
それで誰もやりたがりません。
やるべきことが分かっている問題でも国民にさとられないようにしています。
たとえば「NHKのスクランブル化」の話も、初めて聞いたのは職場の同僚からでした。それまで、それなりにニュースや報道を読んでいたつもりでしたが、「NHKのスクランブル化」の話を同僚から聞いたときは初耳で、言われるまで その手があることに気が付きませんでした。
こういった国民に知られたくない解決法はいくつもあると見ています。
それで、知られると、日本の上層部は自分達が「当事者」になることを求められて、そうなると既存の枠組みと対峙する必要があって、弱いものには強く、強いものには弱いタイプ6な日本の為政者としては知られたくないわけです。
雇用の非正規化も含めてこういった話は日本の中に前からあった問題ですが、安心・安全・安定が崩れてきていて、それから目を背けられない層が、日本の下層部に出現しているということです。
さらには、その影響が徐々にですが、私たちの日常を浸食し始めていたりもしています。今回は取り上げませんでしたが、コメントの中には無人駅の話も出ていました。
それで、
始めに取り上げたヤフコメのように
「経営は効率的になるかもしれないが、
長い目で見たら全体で沈んでるような気がする。。。」
となっています。
2023/03/19 文を少し修正
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