二階自民元幹事長「たたき殺す」発言で思ったこと

『二階自民元幹事長「たたき殺す」 番組収録時、死亡説流布に怒り|共同通信』

ヤフコメは否定的なものばかりな印象です。
森元首相の発言のときもそうですが、問題になっても、当人には影響が出ないのですよね。
それで、両者が属ずる自民党なのですが、党としての支持率は日本一を維持しているわけです。

それで自民支持者なのですが、これをなんともできないわけです。
自民支持者の中には日頃は、年金や医療費の問題の中で「老害だ、老害だ」と言っている人もいるでしょうに、自民の老害をなんともできないわけです(こういった政治家が若い頃は問題が無かったかという話はさておき)。

それで、政治アンケートで、政権支持理由の上位に「他に良い人がいない」があって、積極的な支持でなく、消極的な支持をしていて、
自民党を批判する場合も、消極的な批判をしていて、積極的に問題人物を辞めさせようとか、「統一教会問題にもっと踏み込め」とはならないわけです。
すべてにおいて消極的になっています。

それで、今の政権を批判していても積極的に野党支持者となるわけではなく、消極的に無党派層という名の思考停止に逃げています。

そんな態度の延長線上に、日本にプランBが無いわけです。

これはに、「長野のクレーマー信州大学名誉教授に手を焼いている市役所」と同じ構図なのではないか?なんてことも思ってしまいます。
身内や身内的なものに問題があった場合に対処できていないわけです。

日本はエニアグラムのタイプ6の国で、
リソ&ハドソンのレベルの記述の中ではこう書かれています。

健全なタイプ6は、自分のまわりで何か不適切なことが起きていることを感じ取ったり、自分が関与している組織の中で他者が力を悪用していることを察知したりすれば、怖れずに疑問を提起する。(略)しかし、これから見ていくように、通常のタイプ6はこういった状況になると怖じ気づき、(以下略)

これを見ると、自分が所属する内側で問題が起きたときの対処でタイプ6の健全度が測れることが分かります。

それで、通常レベルのタイプ6な日本人だと、こういった問題に無力なわけです。

とは言っても、
何もできないけども、やはり二階発言や森発言には文句や不満が出るわけです。自分では直接対峙できないものの。

今の日本の風景はこのようなものです。

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