日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ と書かれていたのを読んで

日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ。

もちろん意地悪な人はどこにでもいるけど、「バカにされて恥ずかしい……」と落ち込むんじゃなくて、知ってる単語を並べて「あなたはまちがってる! 外国人を差別するな! 俺の話を聞け!」と主張するメンタルのほうがよっぽど大事だ。

いや本当、かなり独特なアクセントで英語を話すインド人も、「自分は英語ペラペラだ!」って堂々と商談に行くからね。結局はそういう人が成功するんだよ。

多くの外国人が暮らす国では、ノンネイティブがそこらじゅうにいるので、いちいち外国人に「ネイティブっぽい語学力」を求めることはない。

日本人の国民性はエニアグラムのタイプ6です。
タイプ6は、安心・安全・安定が大切な性格です。
安心・安全・安定が大切なエニアグラムのタイプ6は、それが崩れることを大変嫌います。
そんなタイプ6な日本人にとって、「まちがい」とは安心でも安全でもないものです。
ですから、
日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ
ることになります。

また、タイプ6の別の説明をすれば、
タイプ6は「知をもって関係性に生きる」性格となります。
ここで言う(エニアグラムの知情意の)知とは、「考え」のほかに「思惑」を含みます。
ですから、
「『こいつ何もわかってねえな』『そんな表現なんてしないよ』と周囲に思われるんじゃないか、という恐怖感」
が日本人としては出てくるのです。

大事なのは、「(ドイツ人)ネイティブはGuten Morgenと挨拶するか否か」ではなく、「いや、ニュースではGuten Morgenで始まってるぞ。でもドイツ人ストリーマーは『morgen』で配信スタートしてるな。どういう使い分けをしているんだろう」と考えてみることだ。

タイプ6は、知のセンターにあって、否定点にいる者です。
それで内発的に考えることが苦手となります。

また、通常レベルのタイプ6は、依存的です。
そのようなタイプ6は、「正解」を求めます。

このかたの言うことは分かりますが、
通常レベルの日本人にそれを求めるのは酷だと言えます。

それは真面目な「(タイプ1の)ドイツ人に(タイプ7の)イタリア人に学べ」と言うようなものです。

「べき」「完璧主義」のタイプ1は、「軽い」「楽天的冒険者」のタイプ7に学ぶ必要があります。それが成長だとエニアグラムでは語られています。
ですが、同時にタイプ1の多くは、タイプ7的なものを嫌います(反省もそこそこに立ち直りが早い楽観的な人をドイツ人は嫌うと予想しています)。

それぞれのタイプ(国民性)に、それぞれのハードルが存在するのです。



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