HNKが意見を募集していたなんて知らなかった(2022年12月の話)
『NHK、受信規約変更を認可申請。来年4月から未納者への2倍割増金運用へ|Impress Watch』
「今年10月12日から11月10日まで受け付けていた、視聴者・国民からの意見募集」
なんて皆さん知っていました?
切りのいい150件という一般からの意見の数も合わせて(「高輪ゲートウェイ」駅問題と同じ)シャンシャン臭がかすかにします。
一般からの意見を聞いたという体裁を保ちつつ、結論は決まっているという話です(これが露骨にひどい形で行われたのが「高輪ゲートウェイ」駅)。
ところで、この150件の意見(150名と書いていないところもひっかかるが)の中に、どうやらNHK党の人は入っていないようなのですね。
を、ざっと見てみたのですが、
「今年10月12日から11月10日まで受け付けていた、視聴者・国民からの意見募集」
に関しての情報発信はしていませんでした(私が見落としている可能性も残るものの・・)。
ただ、ツイッターを見た限りでは、裁判に選挙にといろいろ忙しそうではあります。
それで、NHKの視聴者・国民からの意見募集に気がつかなかったということのようです。NHK党なのに。NHK党なのに。
ついでに書けば、
NHK党のツイッターで、以下の記事を知りました。
『「NHK受信料は高い」9割超が回答 「スクランブル放送にするべきだと思う」約7割…1000人調査|まいどなニュース』
10/28(金) 13:30配信のこの記事においてすら、
「ちょうど今現在、10月12日から11月10日まで、NHKは視聴者・国民からの意見を募集中です。リンクはこちら」なんてことは書かれていませんでした。
どうなっているのでしょうか???
NHKは「来年4月から未納者への2倍割増金運用」を予定していて、将来的にはネット受信料まで視野に入れているようです(公式では否定していますけど)。
『「ネット視聴料」徴収への布石か NHK、テレビ設置届け出義務化などを急ぐ理由とは|産経新聞』(2020/11)
NHKは、民放キー局トップの日本テレビの売上高の2倍以上の収入を誇り、それを維持させたいようです。
今の自分たちの収入額(=安心・安全・安定)を維持させたくて、だんだん強行になっていくのは、日本音楽著作権協会(JASRAC)と似ているようにも感じます。
上記のような流れの中であった2017年「京都大学式辞でのボブディランの歌詞使用にJASRACが物言い」事件が起きたりしています。
ただし、ジャスラックの場合は、自分たちの安心・安全・安定の維持というエニアグラムのタイプ6的な動きに加え(日本はタイプ6の国民性です)、どうもトップの性格にも影響を受けているような気もしています。たとえばそれがタイプ8ならば、攻めるわけです。そしてタイプ6な(判断が嫌いな)日本は(前例踏襲で)自動運転で動き出したら流れは止められないので、それが伝統になっていくという。
ジャスラックに関わった都倉俊一なんて、ネットで情報を見るとがめつくて嫌なやつなのですが、新聞の書評欄「リーダーの本棚」コーナーで見ると、さすが日本経済新聞というかウォッシュ力すごくて完全に良い人に見えます。
私は人を見る目が無いです。簡単に騙されます。真実に近づくのが、なんと難しいことか。
私は、NHKはスクランブル化すればよいと思っています。
NHK受信料のために本来無料で視聴できる民放が見れない人がいることは、資本主義社会を阻害しています。資本主義社会の競争をNHKが邪魔しています。
公共性を維持したいのであれば、災害時だけスクランブルを解除すればよいだけです。
今はどうなのか知りませんが、統一教会にも及び腰なNHKに報道の期待はしていません。本当は期待したほうがいいのでしょうが・・(そういったNHKへの信頼と神話がないとNHKの報道は復活しないでしょうから)。
CDも売り上げが落ちたときは、音楽コピーがやり玉にあがったし、
書籍も売り上げが落ちたときは、図書館に敵意が向けられました。
でもねえ。時代が変わって行く中で、いち早く適応の可能性を探る必要もあると思うのです。
そりゃあ、死屍累々でしょうけど、
例えば新型コロナでは、日本より死者が出たイギリスでは8割の免疫なのですよ(日本は3割以下)。
犠牲を早く出して、「適者生存 (survival of the fittest) 」させて、早く時代に免疫力をつけ、成長するという戦略もあるのですよ。
・・・と言いつつ、安心・安全・安定が大切なタイプ6な日本で、それができないことも承知しているつもりです。
それで、だんだんと日本だけが窮屈になって、それに比べて、淘汰を繰り返す他国は苦しみの後に成功を始めて、なんてことになるのでしょうね。
そして、日本は、それをうらやましがり、「日本も乗り遅れるな!」「海外ではこうだ!」「頭を切り替えろ!」と、正解という名の安心・安全・安定に依存して、それをコピーして生き残りをはかるわけです。
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