5ウイング6の有名人はいるのか?

エニアグラム・タイプ5ウイング6の有名人が思い浮かばないという話です。

エニアグラムのタイプ5は、『考える人(ドン・リチャード・リソ)』『傍観者(ヘレン・パーマー)』『観察者(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

タイプ5は、ウイングという考え方で、5ウイング6と、5ウイング4に分かれます。

5ウイング6は、
「The Troubleshooter(機械の修理係、コンピュータの不具合を解決する人、組織・紛争などの調停者・仲裁者、問題解決の専門家)」
「The Problem-Solver(問題解決者)」
などの名前があり、

5ウイング4は、
「The Iconoclast(聖像破壊主義者 《8‐9 世紀東ヨーロッパのカトリック教会で起こった聖人の画像礼拝の習慣を打破しようとした人》、因襲打破を唱える人、一般に受け入れられている信念や伝統に強く反対する人)」
「The Philosopher(哲学者、哲人、賢人、達観者、諦観者、困難な時にも冷静な人、物事を深く考える人)」
などの名前があります。

それで私としては、雰囲気の分かる代表的な人物で、かつ、有名人を思い浮かべようとするのですが、

タイプ5ウイング6の有名人が思い浮かびません。

荒俣宏はそれっぽくはあるのですが、オカルトなどにも興味があり、そうなるとウイング4の可能性も残ります。
さかなくんは、雰囲気に4が入っているので、たぶん、5でもウイング4です。
そもそも、タイプ5ウイング6なんて人前に出ないのかも知れません。
それで唯一、タイプ5ウイング6だろうと思っているのが、養老孟司さんです。

ウィキペディアでの説明

養老 孟司(ようろう たけし、1937年11月11日 - )は、日本の医学者、解剖学者。医学博士。東京大学名誉教授。
医学博士だが病院嫌い。2003年に出版された『バカの壁』は419万部を記録し、戦後日本の歴代ベストセラー4位となった。


このかたの話で好きなのが、
「息子が質問をしてくる。それで、それに答えていると、相手が分からない単語で出てくる。それで、その単語に関して説明をしていると、また相手が分からない単語が出てくる。それで、その言葉に関する説明をして・・・、ということをやっていると、そのうち、息子がいなくなる」
というもので、これはタイプ5っぽい話です。

この話を、ワークショップの後の食事会のおり、タイプ5のファシリテーターにしたら、そのかたは笑って「それはタイプ5だ」と言っていました。

養老孟司さんは、一時期、内田樹さんと対談していた記憶があります。
それで、どちらかが、相手のことをこう評していた記憶があります。
「対談をしていると、面白いことを言っているのだけども、文章に起こしているのを見ると、編集者がその部分を削っている」。
これ、記憶違いでなければ、内田樹さんが養老孟司さんを評していた言葉だったと思います(違っていたらごめんなさい)。
編集者的には、過激でまずいと思ったのかも知れません。
私個人としては、内容を知りたいと思ったりもします。タイプ5(たぶん)ウイング6の紙に載せられない話とはどのようなものかに興味があります。

蛇足
以前、小松左京を語っている本をパラパラとめくっていたときに、同世代のSF作家たちの放言に軽く驚いたことがあります。当時(たぶん昭和時代)の対談を載せていたのか、今なら、あまり外に出せないようなことを語っていました(何を語っていたか思い出せないのですが、軽く驚いた記憶だけが残っています)。
養老発言もそのようなものなのかな、と勝手な想像をしています。

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