「日本はドローン後進国」を読んで、なぜか話はそれて

『「規制の結果、日本はドローン後進国になった。3Dプリンターも…」~新技術・新アイデアと「規制」に への はてな のコメント』

日本は「何かあったらどうするんだ!」と「規制してたら変化に乗り遅れる!」を交互に繰り返してる気がする。ドローンは前者で、ソシャゲやブロックチェーンは後者。


そういうこと。
日本はエニアグラムのタイプ6の性格の国。
タイプ6は安心・安全・安定がとても大切。そして、未知や混沌を嫌う。
「何かあったらどうするんだ!」は、安心・安全・安定を求め、未知や混沌を嫌った結果。

「規制してたら変化に乗り遅れる!」は、規制した結果、逆に安心・安全・安定を失うことを恐れるため。

どちらも根元は同じもの。

日本という国で、新しいものを突きつけられたら、当然、安心・安全・安定の視点で減点主義で対処することになる。
ドローンも、3Dプリンターも一緒。特に事件や事故があれば、安心・安全のために厳しいルールが求めれてしまう。

一方で、コミュニティーが育てたものなら、その内輪においては、安心・安全・安定が作られている。安心・安全・安定が確保されていれば、タイプ6の創造性は阻害されない。そして、自分たちの安心・安全・安定のためにそれを規制するものに反対する。

ほかにも、タイプ6は安心・安全・安定のためにとなりを気にするから(「隣り百姓」だから)、世界を見渡して、自分の国の動きが違うと、気になりはじめる。
それで、「規制してたら変化に乗り遅れる!」となる。



タイプ6は、安心・安全・安定を求める。
同時に安心・安全・安定が不完全な状態な、未知や混沌を嫌う傾向がある。

たとえば、最近、
『今年キーウ上空では大量のUFOが観測された | スラド サイエンス』https://science.srad.jp/story/22/09/15/1527222/
の はてな でのコメントが少ないのも、未知や混沌を忌避するから。

だから、UFOの話題は、捏造なり誤解にして、矮小化して無視しようとする傾向がタイプ6日本にはある。
最近は、アメリカがUFOに正面から取り組んでいるので、無視が難しくなって困っているタイプ6日本がいる。

これも、今後、アメリカ政府が公式に地球外製造物(無人の可能性も含めてこう表現するかもしれない)を認めるニュースなんかが出ると、
目の前に突きつけられた混沌に騒ぎだし、安心・安全を求め、
「日本もUFO研究を!」「乗り遅れるな!」なんて論調が出てくると予想している。そんときはもう何周も遅れているのだけども。
乗り遅れて安心・安全・安定ではなくなる恐怖、取り残されて安心・安全・安定ではなくなる恐怖が、タイプ6日本において、急に出てくると予想している(そのとき、テレビ局は、また、鈴木エイト氏のような人を探し出してくるのだろうか?)。



それとタイプ6の他の特徴として、「依存的」というものがある。
精神レベルが高いと、タイプ6は自ら安心・安全・安定を作り出そうと行動できるのだが、通常のタイプ6は、そこまでの行動が取れず「依存的」態度となる。

「何かあったらどうするんだ!」と「規制してたら変化に乗り遅れる!」の裏には、ほかにも共通するものがある。
自分が物事の当事者になるよりは、他者に何かを求めるという姿勢である(自民支持者が「野党しっかりやれ」と言うのも同じ構図。おじさんが「これからの時代、若者に期待」と言うのも同じ構図)。

自分が関わりたくないということ。つまり「依存的」な姿勢で言われていることが多い。
タイプ6の国の住人であれば、これが内包されていることを意識しておいたほうがよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?