喉元過ぎれば熱さを忘れる 臭い物に蓋をする

『二階氏、国葬反対派に「黙って見送ったらいい。議論すべきではない」|朝日新聞』

二階氏は「(国葬が)終わったら、反対していた人たちも必ずよかったと思うはず。日本人ならね」と述べた。

流石に反対していた人まで「よかった」は無いと思うが、大筋で、これはあると思っている。
エニアグラムのタイプ6な日本人は、混沌を嫌うから、
終わってしまえば、混沌を振り返ることはない。
だから騒ぎは終わる。
国葬の是非と責任はうやむやになる。

その後、国葬の費用が思っていたより大きなことが分かったら、その瞬間、出てきた混沌に対して怒りは出てくるだろうが、話題の期間を過ぎれば蒸し返すことなく静かになるだろう。

判断まではできても決断できないのがおおかたのタイプ6日本人である(そうれは現首相も同じ)。



だから、東京オリンピックのウンコの海問題も、たぶん東京都民は忘れている。
今後も話題として出てきたら「問題だよね」と判断まではする程度であろう。

下水処理場が作られたのが戦前の昭和6年(1931年)。 満州国ができる前の年。
これがどれだけ古いかは、二・二六事件が、昭和11年(1936年)。東京タワーが、昭和33年(1958年)。 新幹線が昭和39年(1964年)。アポロ11号が月に行ったのが、昭和44年(1969年)。
と言えば分かる。

そんな昔の設備に、港区全域、日本橋、銀座、新宿、渋谷、後楽園球場やサンシャインシティ、国会議事堂までも含めたトイレの水を処理しようとして、

「(前略)だからちょっと雨が降るともう流さなければいけない。多い年で年間120回。3日に1回くらい放出されるが、直後の水には、水中に分解されつつある状態の固形物がいっぱい混じっている。明らかにトイレットペーパーのようなものが、ふわふわの泡になって消えずに残っている。塩素も大量に混ぜているので、それと合わさった刺激臭と腐敗臭がした。すごい圧力で排水するので、お台場までは30分で到達する」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00010013-abema-soci

となる。


基本的にタイプ6は混沌から目をらそうとするから。

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