イギリスの食事が簡易なのは国民性がエニアグラムのタイプ5だからでは?

『「さすがは大英帝国」脚色は一切無し、イギリスの一般的なオフィスランチがこちらです』

を読んでの感想です。

内容はイギリスの食事が簡単だという話です。
それで、これがヨーロッパ全土では無くイギリスで特に顕著なのであれば、
原因のひとつにイギリスの国民性がタイプ5だから、というのがあるのではないか、と思っています。
今回はこのことを考えてみます。

ここでエニアグラムのタイプ5の説明を入れます。
エニアグラムのタイプ5は、『考える人(ドン・リチャード・リソ)』『傍観者(ヘレン・パーマー)』『観察者(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

観察と思考に重きをおいているので、その他のことに無頓着であったりします。
観察と思考に重きをおいているので、他のことにエネルギーを割きたくないのです。ですからタイプ5は、省エネタイプなんて言われることもあります。
また、他人からどう見られるかにあまり興味の無い性格タイプであったりもします。
タイプ5的な人は、どちらかと言えば、こぎたな・・・ あ!失礼!、どちらかといえば地味な恰好をしている人が多いです。いや、全ての人では無いですよ。もちろん。

タイプ5なら、食事も、その思考の結果として、最低限、必要を満たすと考えられる物だけを取り、それでよしとする可能性があります。
もちろん、国民性がそうだからといって国民全体を見渡せば各々また別の性格タイプがありますし、エネルギー的・金銭的に余裕のある人もいると思いますので、美食の人もいるだろうとは思います。地域性だってあります。ですので、これは、「傾向としては国民性が強く影響に出る」「多数派が優勢となった結果、ああいう食事になる」と理解してください。

美味しいもの・手の込んだものが嫌いというわけではなく、優先順位からすると、それに時間とお金をかけない。ということです。あまりそういったことに価値を置かないというか。
健康に悪い・時間が無いなどの理屈が妥当だと頭で判断した場合は、食べ物の質に対して我慢が(我慢と思っていないかも知れませんが)できる。ということです。


蛇足

これがハートセンター系の国なら、美味さを優先させるでしょう。ハートセンターにとっては気持ちよさと心地よさは重要ですから。
フランスがハートセンターのタイプ4の国だと思うので、少なくともイギリスよりは、食事が美味しそうです。両者が同じ欧州の一員だとしても違いがあると思います。


参考
【エニアグラム用語】センターとは?

その他のエニアグラム用語を知りたいかたは、『エニアグラム用語』タグでまとめているので、その文章をお読みください。


これを書いていて、
昔、エニアグラム使いの人たちと会話していて、「イギリスはどの性格タイプか?」という話になったときに、私が「5番でしょう」と言って、そのすぐ後に「だって、食事があまりおいしそうじゃないし、そこに気を使ってなさそうだから」「5番って考えること優先じゃあないですか」と言ったら、反論が出てこなかったことを思い出しました。
ちなみに、目の前には5番のファシリテーターもいました。

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