処理水放出、タンク解体問題から思ったこと

『【処理水放出1カ月】タンク解体どう対応? 満杯が迫る汚泥、保管も課題』

放出作業が進む一方、構内では廃炉に向けた新たな課題が浮上している。廃炉作業に必要な施設整備のためにタンクを撤去する方針だが、タンクの解体で出る廃棄物の減容化や置き場の見通しは立っていない。さらに汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化する過程で出る放射性物質を含む汚泥(スラリー)の保管場所も満杯に近づき、対応に迫られている。

タンクを撤去して敷地を確保する方針だが、東京電力の担当者は「いつ、どのようにタンクを処分するかはまだ決まっていない」と現状を打ち明ける。

一方、汚泥の保管場所は来夏ごろに満杯になる見通しで、東電は脱水して固体化し、減容化する処理施設の建設を計画している。だが、原子力規制委員会から安全対策が不十分との指摘を受け、

ヤフコメ

(略)処理したら処理したで、廃棄物が出るのは理解できるが、その置き場所が無いとは、行き当たりばったりの計画で、この先本当に事故原発の解体が、スムースに進むのか甚だ疑問に思えてきた。

これは本当なのだろうか?

こんな課題は、突発的に発生したことではなく、もうずっと前から分かりきっていることだと思います。

(略)

真の課題は、「このようなはっきりした課題を放置している、或いはきちっと説明もできていない『無責任な国や政府自体』が課題」ではないでしょうか?

(略)

エニアグラムのタイプ6な日本は未知や混沌に弱いので、
こういったことは苦手になります。

ヤフコメでは
「このようなはっきりした課題を放置している、或いはきちっと説明もできていない『無責任な国や政府自体』が課題」
と書かれていましたが、
それを放置している国民も課題ではあるのです。

登場人物全部がタイプ6の世界ですから、みな未知や混沌からは逃げたがります。

再びヤフコメ

岡本孝司 東京大学教授

(略)廃炉は中長期的な計画をもとに、着実に一歩一歩進めていっていくことが重要です。

そうだと思います。それしかありません。
未知や混沌から逃げないでそれを正視することが重要です(これがタイプ6には難しくあるのだけども)。

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