関係者から問題提起があるだけまだマシなような気もしますが、たぶん私の理解以上に深刻な状況なのだと思います。
もっと素人にも分かるような説明が必要なようにも思います。
たぶん(というか絶対と言っていいほど)、福岡県民は動かないと思っています。
だから分かり易く説明する必要があります。それでも動かないだろうけど。
私から見た福岡は(と言っても福岡は広いので、福岡市を中心として見た場合)タイプ6(ウイング7)の県民性です。
エニアグラムのタイプ6は安心・安全・安定が大切で、それが崩れた未知と混沌を嫌います。
また、「混沌に対峙することを嫌う」の派生形で、判断と決断、特に決断を嫌います。
それで、横並び、事なかれ主義、専門家、法律、前例踏襲、合議による判断など、簡単に言えば、自分が当事者になることから逃げます。
タイプ6は依存的と言われています。
ちなみに、日本という国自体がタイプ6の国民性です。
一応、ことわりを入れておきますが、エニアグラムにおいては、どの性格タイプも光と影があり、それらは重なって存在しているものです。
タイプ6の場合は、安心・安全・安定が大切なので、状態が良ければ、周りにも安心・安全・安定を提供しようとします。
また信じられないことにタイプ6の美質は「勇気」だそうです。普段は当事者から逃げてるくせに。
「(福岡)県民としての権利を行使して異議申し立てして良い」
と書かれていましたが、
まず、内容を理解している人が少ないと想像し、
その上で、あえて未知や混沌に関わらないと想像できます。
タイプ6は「当事者になりたがらない」性格です。
それで、例えばこれで落選した人がザハ・ハディドさんだったらどうするだろうか? と考えてしまいました。
たぶん、記者会見をするだろうし、裁判だって起こすでしょう。
周りを巻き込み、声を大きくして本来の権利を勝ち取りにいくはずです。
これを問題にする建築関連のかたがたは、福岡県民に期待して依存して自分達はどこまで「当事者」になる覚悟があるのかな? とも思いました。
なにより当事者なかたが動かないでどうするのでしょうか?
先ほども書いたように日本は「当事者になりたがらない」タイプ6文化です。
ですから、自分が当事者になって動こうとせず、なにやら大岡裁きなり水戸黄門に依存したい気持ちは分かります。
でも、その依存心やあきらめを乗り越える必要があるとも思うのです。
(・・・と、当事者でもない者が何やら書いております)