日本に老舗が多い理由

08年に韓国銀行がまとめた報告書によると、’08年時点で200年以上の歴史を持つ老舗企業は世界41か国で5586社。そのうち日本は3146社(全体の56%)とダントツだという。

https://nikkan-spa.jp/1024198
より

日本はエニアグラムのタイプ6の国だと言われています。

タイプ6は、安心・安全・安定が好きな性格タイプです。
言い換えれば変化が嫌いな性格タイプです。

タイプ6は、『忠実な人(ドン・リチャード・リソ)』『疑念者(ヘレン・パーマー)』『慎重な人(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

タイプ6は『忠実な人』と言われるほど忠実な一方で、
物事を疑う『疑念者』でもあり、『慎重な人』でもあります。


日本に老舗が多いのは、こういった、
変化が嫌いで、判断嫌い、新しいものを疑う、
定番・テッパンが好きなタイプ6の性格と合っているからです。

これは、老舗の他にも、世襲にも現われています。
老舗や世襲といった、持続や継続な行為に、タイプ6社会は力を与えます。


ちなみに「新しいもの」は安心感・安全感・安定感の無い未知なものなので、基本的にタイプ6社会ではすぐには受け入れられない傾向があります。
タイプ6は、「新しいもの」に対して、判断を下すことを嫌がります。
判断という行為は、自らたった一人で安心・安全・安定の外に出る行為となるのからです。
ちなみに、どうしても、こういう判断が必要になる場合は、タイプ6は、周りの動きや、権威者の言葉に依存しがちになります。

もしも日本で「新しいもの」が広がるときは、その理由が「周りがやっているから」「○○さんが進めていたから」といった他人の判断に依存した形で広がることになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?