「高校地図教科書に訂正1200か所」で思ったこと

『【独自】東京書籍の高校地図教科書に訂正1200か所、文科省検定には合格…異例の再配布』

 教科書会社最大手の「東京書籍」が発行した高校地図の教科書で、約1200か所の訂正があったことが17日、わかった。教科書は昨年4月から高校1年生が使用しており、文部科学省の教科書検定にも合格していた。同社が訂正済みの教科書を再配布する異例の事態となっている。

教科書配布後の昨年4月、学校の教員から指摘があり、判明した。教科書は全国で約3万6000冊使われていた。

同社は地図専門の編集プロダクションに作業を委託していたが、新型コロナウイルスの影響で双方の担当者が在宅勤務となり、校閲作業でコミュニケーションが取りにくくなったという。

地名の誤記では、南米の「ドレーク海峡」が「マゼラン海峡」とされ、中国内陸部の「陝西省」が「山西省」と表記されていた。

これはひどすぎます。
「地図専門の編集プロダクションに作業を委託」の部分は、下請け孫請けに仕事をさせていたのかなあ。それで素人が安い金額で仕事をしていたのかなあ。なんて想像も出てきますが、
とにかくひどすぎます。

日本はエニアグラムのタイプ6の国です。
タイプ6は、安心・安全・安定が大切で、未知や混沌を嫌います。
そのために減点思考で、間違いを許さない傾向があります。

この性格面にはプラスもマイナスもあります。

それで、タイプ6なプラス面として、間違いのない書籍があるはずなのです。

それが、「約1200か所の訂正」とはひどすぎます。

タイプ6な日本が、混沌を嫌がるのも、未知を嫌がるのも、「当事者」にならないのも、依存的なのも、私は問題だと書いてきています。
でも、それは、ひどすぎでは無いのです。
なぜってそれがタイプ6の通常の姿だから。問題だけども、変える必要はあるけども、それは(レベルが落ち気味だけど、)デフォルトの(当たり前のいつもの)範疇に入るタイプ6の姿なので、ひどすぎでは無いのです。

でも、安心・安全・安定を求めることが取り柄のタイプ6社会で、混沌や間違いを嫌うタイプ6社会で、
混沌を起こしているとなると話が変わってきます。
タイプ6社会でここまでデタラメな話はあり得ません。

「約1200か所の訂正」はひどすぎます。

タイプ6すら機能しなくなっては、どこに取り柄が残るんですか!!

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