これに呼応したツイート
チャーチルの日本人評から思い出したのは、
TTP交渉の場で甘利氏が「日本は米国の属国では無い!」と言ったという話があったこと。
そこまで強い言葉を使ったということは、たぶん、チャーチルの話と同様、その前にかなり譲歩しているんですよね。
では、この話題をまとめています。
まとめのタイトルには「日本は特殊」という言葉が入っています。
日本はタイプ6の国です。
そして、リソはタイプ6についてこう書いています。
この本がアメリカで書かれていることを考えると、すくなくともアメリカ人としてはタイプ6的なものは「最も理解しにくい」のであろうな、と思います。本が英語で書かれているということは英語圏の大半で、この記述が共感される可能性もあります。
タイプ6以外にも、エニアグラムにはタイプ6的なものがあります。
エニアグラムには『本能のサブタイプ』という考えかたがあり、
この中に『社会型』というものがあります。
この『社会型』、欧米(アメリカのみかも)だと説明するのが大変だけど、日本人だと理解してくれるという話を聞いたことがあります。
※
『【エニアグラム用語】本能のサブタイプ』
『「本能のサブタイプ」診断ページの紹介』
診断ページの質問を読んでいくと、『本能のサブタイプ』の各タイプの輪郭が分かってくると思います。
日本は、世界の中では特殊に見られ少数派ということでしょう(多数派の中に入って安心したい日本人なのに・・)。
ただし、エニアグラムの9つの性格の内のひとつではあるわけです。エニアグラムの枠から出ているわけでは無い。そこまで特殊というわけでも無い。
元の話と関連して
ロシア語通訳の米原万里さんの話を『言葉を育てる 米原万里対談集』より紹介します。
さらに関連して、浜松ホトニクスの晝馬輝夫氏の話を、その著書より紹介します。
日本という国の(日本人の)、こういったことの自覚は必要だと思っています。
※
『「日本、北京五輪に閣僚派遣見送りの可能性」で思っていること』
『「堪忍袋の緒が切れる」という言葉から思ったこと』
2022/04/16追記
晝馬輝夫氏の話の中にあった
アメリカ人同士でこれをやれば、おたがいに「てやんでえ、バカやろう」とひどいことを言い合うという部分を補足する話を紹介しておきます。
『「気配りの呪縛」がニッポンを滅ぼす(岡村 進 2014/7/23日 日経ビジネスオンライン)』より