独自進化を許さない日本 ― 新潟連盟の球数制限に“待った“問題 から見えてくるもの

少し前、2019年2月20日のニュースにこのようなものがありました。
『高校野球の球数制限に“待った“ 高野連が新潟連盟に再考要請(NHK)』

新潟県高校野球連盟が、ピッチャーのけがの予防を目的に、ことし春の県大会で導入を目指していた球数制限について、高野連=日本高校野球連盟は、勝敗に影響を与える規則は、全国で足並みをそろえて検討すべきとして、新潟県高野連に再考を求めることになりました。

日本は、エニアグラムのタイプ6の国です。
タイプ6は、安心・安全・安定を求めます。それが行き過ぎると一律を求めます。皆同じであることに安定性を見出します。
足並みをそろえることにこだわります。

安心・安全・安定を強化するには、タイプ6は、それに向いた性格だと言えます。

ただ、これは、新しい変化や進化の足枷(あしかせ)となります。
今回は、新潟から出た自発性を結果としてつぶしています。

取り上げている話題は、高校野球ですが、
これは何も高校野球に限った話ではないです。

独自進化を許さない日本に、イノベーションは起こりません。
よく、「アメリカはシリコンバレーがあるからイノベーションが起きた」みたいな話が出ることがありますが、
たとえ日本にシリコンバレーがあったとしても、日本は、その独自性をつぶします。

これらは、スピードと変化に合わせる必要のある今の時代と合わないものです。

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