日本人がロボットを恐れないのは・・・

「日本人がロボットを恐れないのは、単一民族に近い島国だったからだと思う・・・」
という話が『はてな匿名ダイアリー 』に出ていて、
今回は、それに対するコメントも含めての感想を書いてみます。
もちろんエニアグラム・タイプ6日本の視点からの感想です。

(不真面目なタイトルに惑わされないように。本件は中身を読んでの感想です)

元の、

「日本人がロボットを恐れないのは、単一民族に近い島国だったからだと思う・・・」

という意見に対し、

「裏を返せば現実に「異質な知性」が出現したとして、それとの付き合いが一番ヘタクソになるのもたぶん日本人ってことになる」

というコメントがあり、面白く読みました。

どちらも正解だと思います。

今、書きかけの文章で、そのようなことを書いていてる途中です(途中で、とっ散らかって止めているという・・・)。

タイプ6は、安心・安全・安定を求める性格タイプで、日本人の国民性だとも言われています。

そして、安心・安全・安定を求める中で、集団に所属しようとし、その中でも安心・安全・安定でいようとするので、集団に一体化し、悪目立ちしないように振る舞います。

コメントの中には、
「鉄腕アトムとドラえもんのおかげだよ 」
というのもありました。
確かにそうは思うのですが、両者は集団に溶け込み集団のルールの中で活動しています。
和を乱すこともありません。


日本において、子供も読むマンガでの悪役というものは、暴力行為を行ない、その悪さが分かり易く描かれています。
それは、鉄腕アトムおよびドラえもんにおいても、です。

ですが、安心・安全・安定を重視し、皆と同じであることを良しとし、そうでないものを嫌がるタイプ6日本では、
「異質」も、犯罪となりえます。

つまり、タイプ6日本では、マンガを読む子供にも分かり易い悪の他に、もしかすると日本人ですら気が付いていない悪の形がもう一つ存在するのです。

ですから、そういった形の悪が現れれば・・・、例えば、一見同じネコ型ロボットでも、アトム型ロボットでも、あるロボットが日頃の日本人の行動に対して、合理的論理的な観点から異を唱え始めたり、疑問を呈し始めたとしたら・・・、新しい思想を提示し始めたとしたら・・・、

「裏を返せば現実に「異質な知性」が出現したとして、それとの付き合いが一番ヘタクソになるのもたぶん日本人ってことになる」

ということになるのです。

タイプ6日本は、異質なものを包括することにより、安心・安全・安定を得ようとする民族です。

ですから、ロボットが現れた場合のキモは、「それが包括でき、我々の一員になれるか否か」となります。

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