マガジンのカバー画像

心の壁を越えるために

114
岡山県にある長島愛生園をフィールドに,ハンセン病問題について,その歴史的過程(排除・排斥・隔離の歴史)と実態(なぜ差別されたのか)の解明などを通して,我々が将来に向けて何を学ぶべ…
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

光田健輔論(33) 善意と悪意(3)

森本幹郎氏は『足跡は消えても-ハンセン病史上のキリスト者たち』の「自序」において、「らい…

藤田孝志
8か月前

光田健輔論(32) 善意と悪意(2)

以前にも引用したが、邑久光明園名誉園長牧野正直氏は論文『ハンセン病の歴史に学ぶ』の最後に…

藤田孝志
8か月前
2

光田健輔論(31) 善意と悪意(1)

善意も悪意も「主観的な心情」である。いくら自分では「善意」での行為であっても、他者にとっ…

藤田孝志
8か月前

光田健輔論(30) 浄化と殲滅(11)

三上千代の足跡を辿って、あらためてハンセン病対策には多くのキリスト者が医師や看護婦、職員…

藤田孝志
8か月前
1

光田健輔論(29) 浄化と殲滅(10)

1932(昭和7)年12月、国立ハンセン病療養所として長島愛生園に続いて2番目に群馬県草…

藤田孝志
8か月前