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私のトリセツをつくりませんか?-広石コラムVol.21

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昨年の今頃では考えられなかった位に色んな事がオンライン化していますが、エンパブリックでも商品のオンライン化を進めている中で、私がちょうど4年前の今頃にエンパブリックでお仕事を始めた時に、エンパブリックで作っている「問いかけカード」というものを知って、社会人がこんな感じでゲームのように相手の事を知りながら関係性を作っていくってなんて面白いんだろうと思ったのを思い出しました。普段あまり話すことがない相手でも、テーマがあると盛り上がり、意外と自分と似ている考えの持ち主!と知れたり。中でもこの第一回の「私のトリセツをつくる」というカードセットが印象的で、色んな角度からの面白い自己紹介になるなと思ったのを覚えています。人とのつながりをより良いものにしていくヒントがこちらのコラムにあると思いご紹介させていただきます。(事務局 新村)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「仕事を頼まれたら、まず、自分の取扱説明書を相手に渡すんですよ」と言ってたのは、ニート株式会社や鯖江市JK課のプロデュースなどで今や時の人の若新雄純さんです。もう8年くらい前、エンパブリックの創業期を手伝ってくれていた若新さんは、「自分の苦手なことを引き受けるよりも、得意なことでパフォーマンスした方がいい」と決断し、自分の得意と苦手を書いた自分の取り扱い説明書を渡すようにしたと話してくれました。

ファシリテーターのポイントにも、「ルールは先に伝える」というのがあります。「ルールを後から言われたら、え?となるが、最初に言っておくとトラブルにならない」。若新さんの「最初に短所を伝える」は、後から「できないこと」を知るとストレスになるが、最初に知っておくと、そういう人だと思うと、仕事の進め方自体を最初に確認できます。

若新さんのことを知っていたので、昨年、西野カナさんの「トリセツ」という曲を聴いて、「お、若新の考えていたことは、一般に広がったのだな!」と感じました。女の子が、自分の良いところも、悪いところも知っておいてね、というメッセージの曲。年齢が高い人には、さだまさしさん「関白宣言」の女子版というのがわかりやすいとネットで話題になりました。

エンパブリックでビジョンミッションを考えている時に、「トリセツ」の話になりました。
ビジョンやミッションは、自分のいいところを見せようとします。「目指している姿」なので、現実とはギャップが当然ある。大切なのは、自分たちの苦手や課題も伝え、一緒に事業をつくろうという仲間を増やすことだろう。

自分のミッションを考える時、自分も対象も純化してしまいがちです。しかし、いろいろな側面をもつ自分や社会が、共に生きていく覚悟を培っていくのにミッションを活かしてもらうには、まず自分の「トリセツ」を考えるのがいいのでは?

そんな話が盛り上がったことから、新しく始まる根津スタジオでの連続プログラム「自分のミッションを探求しよう」の第1回を「トリセツづくり」にしました。(今回、第1回だけの参加も可能です!)

根津スタジオでも、質問に答えながら考え、お互いに紹介しあうことで、探求を深めていく
ワークショップとして実施します。
自分の弱いところ、むつかしそうなところを口にする練習にも、活かしていただければ。                   代表 広石拓司
                        (2016年2月19日記) 
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なかなか自分自身の内面を人に話す機会は少ないと思うので、こういったツールを使ってお互いを知り合うのはすごく貴重だし、こういったことを行いながら自分自身でも気付いていなかった自分を知るという作業がとても大切だなと思いました。(新村)

問いかけカード詳細はこちら→https://empublic.jp/11728
こちらからご購入いただけます↓


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