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対話の時間をつくる

今年度、千代田区との「ちよだコミュニティラボ」の中で、個人の活動から地域の魅力を生み出す「アーバニスト」の取り組みを進めています。
その中で区民の方から「忙しい人が多い千代田だからこそ“丁寧な暮らし”を考えるワークショップをしたい」という提案があり、それを実行されました。
その対話に参加された方から「丁寧な暮らしを話す時間を持てたこと自体が、丁寧な暮らし」という感想をいただきました。

忙しい毎日の中、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も出るほど、少しでも効率的に結論へ、先に進めて、ということが多くなりがちです。
仕事を進めるために、キャリアに役立てるために、家事をしなきゃ、ということが頭の大半を占めてしまいがちな中で、少し時間をとって関心あるテーマについて、また直接自分と関わらないかもしれないテーマについても対話してみる。

例えば、empublic Studioでは第1水曜夜に「Studioワールドカフェ」を開催しています。
前の月の1か月の間にStudioの活動で生まれた「もう少し話したいね」という問いを3つ持ち寄り、その時に参加できる参加者がワールドカフェ形式で対話します。
参加した方から「日頃考えていないテーマを考えることで、何かリフレッシュした」という声もいただきます。

合理的な目的達成のためのコミュニケーションだけでなく、「対話の時間をつくってみる」そのものが、生活に余白をつくり、ちょっと幸せを生み出すのかも、と思っています。

empublic Studioへのご参加をお考えの方はこちらからメンバーへのご登録がいただけます。↓
https://empublic-studio.jp/entry

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