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活動紹介:ちよだコミュニティラボライブ!を開催しました!~地域版OSTの作り方①

1.都心のコミュニティとは?

エンパブリックでは、2017年より、千代田区コミュニティ醸成支援事業(ちよだコミュニティラボ)に参画しています。千代田区は、日本の中心とも言われる超都心。6.7万人の在住者に対して、85万人の在勤・在学などの人が通う地域です。こんな都心の中でどのようにしてコミュニティをつくっていくのかが、我々の取り組むプロジェクトのミッションです。
こうしたミッション実現のため、過去4年の中で、対話を重ね人と地域の人と話ながら、地域の方々と出会っていきました。そうしていくうちに、千代田区には活動している人がたくさんいる、小さいかもしれないが、それぞれの関心や、課題意識に基づいたテーマで集まりつながっているということが見えてきました。千代田では、こうした小さなコミュニティ同士がつながっていくことが、大きな千代田区というコミュニティをつくっていくことになるのでは?と考えるようになりました。
そうした認識に基づき、活動している人同士がつながってもらいたい 活動している人と区民や在勤の人が出会ってもらいたいという思いで、多様なアプローチをしてきました。

こうした取組の中で、出会いの場として、毎年、年度末に開催しているのが「ちよだコミュニティラボライブ!」です。

2020年度のラボライブ!の企画・運営としては、色々な意味で、過去これまでとは全く違う概念とやり方でで取り組んだチャレンジとなりました。
参加頂いた方々のご協力により、結果として、120人以上の方にご参加頂くイベントとして盛況のうちに終了することができました。
地方版OST ( オープンスペーステクノロジー ) とも言えるのでは?という本イベントを、運営者目線でご紹介したいと思います。

2.改めてラボライブ!って?

3月13日に開催されることが決まっていた2020年度のちよだコミュニティラボライブ! 毎年、本イベント開催に当たっては、地域の活動団体の方々にご意見を伺いながら一緒に企画を考えています。

事務局としては、今年は、リアルでの開催は難しいが、その部分をオンラインで何とか従来みたいな交流ができる形を考えないとな…と漠然と思っていました。

で、今年も実行委員として参画を希望して下さっている地域の団体の方々と意見交換会を開催したところ、

・活動紹介といっても、今年は、コロナの中で活動が十分にできないなかった。活動紹介は難しいのではないか
・4回目だし、いつも同じメンバーで活動紹介をして話し合うというのも、新しさがないのではないか。
・もっと、コロナの中での地域の課題などを一緒に話し、一緒に乗り越えていけるようにしたい。今後のアクションにつながるような実効性のある場がよいのではないか

というご意見が。

改めて、事務局スタッフで、この意見交換会のご意見に基づき、ラボライブの企画やプログラムへつなげていくのかについて検討していくこととなりました。そう! 大きく方向転換を図ることになったのです。
ということで、冒頭タイトルのように、改めて、1から今の千代田にとってどのようなラボライブ!がよいかを考えていきました。

その結果、区民の方の問題意識を持ち寄り対話をしながら、「地域の変化やコロナの影響を超えて「地域での暮らし・仕事・学び・活動  の新しい課価値を創るには?」を一緒に考える場にしようということになりました。
それぞれの問題意識からのテーマを、同じ関心のある方と話し合うことで、これからの千代田に必要なことが見えてきて、一緒に考えることがつながりができる、そして、この場を区民や多くの方にとって次のステップになるというようにしたいというのが、今年のラボライブの企画趣旨となっていったのです。

ちよだコミュニティラボとは?
~ちよだコミュニティラボライブ!2021 開催趣旨動画~

②へ続きます。続きはこちらから




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