ふりかえることで、次に進む　‐empublic Studioのマンスリーふりかえり会-

みなさんこんにちは。エンパブリックの瀬沼です。
empublic Studioでは毎月最終木曜日に「マンスリーふりかえり会」と題した場を実施しています。
今回は、次に進みたいと思っている人ほど「ふりかえり」を効果的に活用している事例を参加者の声を通して皆さんにもお伝えしたいと思います。

マンスリーふりかえり会とは？

日々の仕事や活動中であっという間に過ぎてしまう中で、少し立ち止まって「ふりかえり」をする時間を持ちませんか？
毎月最終木曜夜に、ご自身の日々の仕事や活動、暮らしのことを考える時間を確保するための場を開催しています。

https://empublic-studio.jp/12230

ふりかえりと聞くと「反省会」をイメージする方も多いかもしれませんが、empublic Studioでは、「未来」に重点を置いて、過去の経験をどのように生かすのか？これまでの過程から何を学んだのか？を言葉にして、よりよい未来をつくっていく方法を「ふりかえり」ととらえています。

マンスリーふりかえり会資料より抜粋

次に進むためのふりかえり

とはいえ、わかっていても忙しい日々では、なかなか「ふりかえる」時間は取りづらいものではないでしょうか。
そして、もっと先に進みたい！と思う人ほど、日々多くのプロジェクトやタスクに追われ、気が付いたら1か月が終わっていた。という経験がある人も多いかもしれません。

empublic Studioでは地域活動や企業での新規事業立ち上げなど新しい取り組みを実施している方々が多くいらっしゃいます。
今月のマンスリーふりかえり会にも地域の中で子どもたちの居場所づくりのプロジェクトを進めていらっしゃる方が参加されていました。
その方は3か月間マンスリーふりかえり会に定期的に参加してくださっています。
参加することで、今月自分がやっているプロジェクトは何が進んだのか？どこに躓いているのか？を言葉にして整理することができ、翌月のアクションを明確に宣言している姿が印象的でした。そして、翌月のふりかえり会の時には、先月の宣言がどうなったのか？をお話しいただいていました。
3か月目だった今月は、始まった当初は先月のふりかえりをお話しいただいていたのですが、会が終わったときその方が、「いろいろ悩んでいましたが、今回ふりかえって一区切りついた感じがします」とおっしゃって、とても晴れやかな顔をされていたのがとても印象的でした。

3か月間マンスリーふりかえり会に参加して、ご自身のプロジェクトを定期的にふりかえり、自分自身の日常の中でも「ふりかえる」習慣がついたとのこと。
一度参加するだけでも整理されますが、何回も繰り返し参加することでよりプロジェクトを次に進める効果が高まるのだと感じた出来事でした。

empublic Studioではマンスリーふりかえり会をはじめ、スタジオ・メンバーの方が出会い、交流し、考えや学びをシェアする場を開催しています。
気になった方は是非empublic Studioのホームページから他のプログラムもご覧ください。