市民活動の広報力アップ!効果的な情報発信を考えよう
市民活動の広報力アップ ワークショップ
ひの市民活動支援センター主催にて「市民活動の広報力アップワークショップ」を2日間行いました。
日野市内で活動している様々な市民活動団体の皆さんにご参加いただきました。
市民活動を幅広い人に知ってもらい、仲間を増やすために、情報発信は欠かせません。
「市民活動の情報発信には何が大切なのか?」
「どのような情報を発信するといいか?」
「団体紹介冊子やSNSなどを使って、どう発信していけばいいか?」
「口コミで活動を広げるためのコツは?」
といった広報力アップのための課題を抱えている団体も少なくありません。
そこで、今回、情報発信や広報の手法、SNSの活用法について理解を深めていただき、さらに、参加者同士で手を動かしながら考え合いました。
広報活動の基本となるチラシづくりをテーマにしたワークを行いました。
特に、「情報の大・中・小」を意識しました。
【大】足・目を止める情報
→勝手に目に入ってくる
=既に関心あること・気になっていること
【中】立ち止って読む情報
→自分にとって意味あるか判断
日時・場所、何のため?
自分は対象? 何を得られる?
【小】持ち帰って読む情報
→確認すべき詳細な情報
例えば、環境保全のために段ボールコンポストの作り方を学ぶ講習会を主催するとします。
読者の皆さんだったら、何を大きく記しますか?
【大の情報】として「段ボールコンポスト講習会」とするのか、それとも「カラダと環境にやさしい暮らし はじめませんか?」とするのか…… 足・目を止めてもらうための【大の情報】=「既に関心あること・気になっていること」と考えたときに、後者の方が多くの人にとって関心は高いと思われます。
そして、「段ボールコンポスト講習会」を【中の情報】に位置付けて、「コンポストを自宅に設置すると、なぜカラダや環境にいいのか」を説明します。
上記の内容は、本ワークショップの一部分ですが、他にも様々な考え方やコツを紹介しました。
さらに、一団体での広報活動には限界があるため、「地域の団体同士で連携できること」についても考えていただきました。
市民活動の仲間でお互いに活動を知り合い、「いいね」し合える関係性をつくっていく文化が、きっと広がっていくことと思います。
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