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保護犬がうちに来て半年になりました。

偶然ではなく必然だったのかも知れません

ちょうど昨年の8月のことです。たまたまその数週間前にSNSで繋がった知り合いの投稿が目に飛び込んできて、なぜか目が離せなくなりました。 (↓が投稿です)

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保護犬 Codyは、生後間もなく8匹の兄弟と一緒にゴミ袋に入れられ、公共施設のゴミ箱に捨てられていたところを、動物シェルターの方によって助けられました。シェルターがあるのは中国東北部の瀋陽で、おそらく捨てたれた時期は気温マイナス、極寒の12月です。命があっただけでも奇跡です。

その後、シェルターから前の飼い主に引き取られていきますが、飼い主がやむを得ない事情で育てられなくなり、シェルターに戻されることになってしまうのです。生後9ヶ月の間に2回も棄てられるという可哀想なストーリーを読んで、心が痛みました。

実は、わたしは犬が好きでもなかったのです。どちらかというと苦手。小さいころに近所の犬に噛まれた事があり、それ以降恐怖心が埋め込まれてしまっています。なので、正直、犬をみてかわいいね、とか飼いたいとか思ったことはあまりありませんでした。

まさか、わたしが?

投稿されたCodyの写真を見て、一目惚れのようなビビットした感じがありました。どうしても気になる。わたしが面倒見てあげないと!という不思議な感覚までも。とりあえず夫と息子に相談してみると、結構乗り気でびっくり。

内心「えー、でもわたし面倒みられるかな、、、。」室内で犬を飼ったこともないのに、ましては難易度の高い保護犬なんて!(昔、実家の庭で犬を外飼いしましたが、残念ながら短命でした)

直感と勢いで生きてきました

わたしはこれまで動物的直感と勢いで生きてきて(笑)、ありがたいことにほとんどその決定に大きな失敗もせずに今に至ります。勢いで犬を引き取るなんてあり得ないと思われる方もいると思いますが、投稿を見た次の日には勢いでその人に連絡していました。ご縁を感じたからです。

勢いで決めたことでも、わたしは行動に対して必ず責任を持ちます。そして、前向きに次どうするか?を考えるようにしています。決めたらあれこれ悩まず、お迎えする準備を始めました。

ついにうちにやってくる!

投稿を見てから1週間で、Codyは我が家へやってきました!中国の良いところはなんでも話が進むのが早いこと。(笑)まずは、Codyに興味あるんだけど、、、と連絡した時点で、「いつそちらに送る?載せられる飛行機探しておくね。」という話に!瀋陽からわたしが住む広州まで飛行機4時間。(ここから東京にいくより遠いです・・・)4時間も飛行機に乗せていいのか、長旅に耐えられるのかなど心配ですが、シェルターの方も慣れていて、話がとんとん拍子に進みました。

Codyも大変だったよね

Codyは訳もわからず、前の飼い主のところからシェルターに戻され、訳もわからず空港に連れていかれ、飛行機に乗せられて、長旅の末、知らないおうちにたどり着いたのです。それはそれは怖かったと思います。ごめんね、Cody。でももう安心だよ。と何度も言い聞かせました。でも、うちに連れてきたとたん、部屋の隅っこに隠れてしまい、ぶるぶる怯えている様子。餌もほとんど食べず、水もあまり飲まない。どうしよう〜。(見出しの画像が部屋の隅っこに引きこもってしまった写真です)

まずは一歩一歩

犬もそれぞれきっと思うところがあり、性格も違う、と思い、ここは無理に引っ張り出そうとはせずに、部屋の隅っこから出てくれるのをじっと待ちました。まずは信頼関係を築かなくちゃ。わたしたちは危害も加えないし、安全だよ、大丈夫だよ、新しい家族だよって伝え続けました。2、3日は引きこもりを続けていましたが、だんだんと少し様子を見ながら、出てきては、また隅っこに隠れるといったことを繰り返し、だんだんと恐る恐るわたしたちに近づいてくるようになりました。

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こうして、保護犬Codyとの生活が始まり半年になりました。

Codyが家に来てくれて、大変なこともありましたが、生活がガラリと変わり癒しとたくさんの喜びをもたらしてくれたことは間違いありません!ペットの存在ってすごいんだなあ〜。って改めて実感!

長くなってしまうので、この半年間の歩みは、また次回書かせていただこうと思います。ここまで読んでくださってありがとうございます!

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