職場の文化

現在オーストラリアの学校は一学期。
今学期は一学期間、ロング・サービス・リーブ(長期有給休暇)でお休みをとっている先生の助っ人として、新しい職場で働かさせていただいている。

日本もオーストラリアも学校の先生は本当に山程積み上がるお仕事に大変お疲れ様です、と言いたい。いや、日本の先生は本当にオーストラリアの先生以上に大変だと思われます…。が、オーストラリアの先生も半端ない。初めて先生になった時は、オーストラリアにいるのに、日本人みたいに働きまくっている、と苦笑したものだ。(苦笑)レッスンは準備のいるものだから、どう考えても授業外の時間を食ってしまうのだ。それプラスミーティング、研修、学校行事の計画、準備、クラブ(日本の学校のように、放課後ではなく、お昼休みに)小学校で日本語とか教えてると教材がなかなかなく、自分で作ることも日常茶飯事。新しい教科ややったことのないことを教える時は、アイデアが出てこない時もあり、シャワーを浴びている間にも、どうやって教えよう、などと悶々と考える時もある。日本のように教科書はない。最初はめちゃくちゃびっくりしたけど、教科書がない方が、生徒の学習スタイルにあわせて、自分の得意なスタイルで教えることができる。

オーストラリアで働く魅力はいろいろあるけれど、一番の魅力は職場の文化。全ての職場とはもちろん言えないけれど、この学校は初めての職場なのに、初めてとは感じられないぐらい、すーっと入っていけた。それは、やはり、校長先生がいい職場の文化を作ろうと努力してくれているのと、素晴らしいスタッフのおかげだと思う。
全部の学校とは言わないけど、以前に働かさせていただいたお気に入りだった学校にもそうだったけど、ミーティングを始める前に、今日何がうまくいった?とか、スタッフ同士が楽しく働けるように、アイスブレイクーゲームをする、とか、スタッフに頑張ってるね、とか〇〇してくれてありがとう、みたいなお手紙を書いてスタッフそれぞれのポストのようなところに入れる習慣があったり。私は単純だから(?笑)そういうので心地が良くなるし、頑張ろう、と思ってしまう。怒られたり、いじめられたりするような職場では絶対働けない。
昔、昔、日本の会社で就職したけど、(それも夢の仕事だったはずのポジションだったが)あちこちから怒鳴り声が聞こえる会社で、上司もアメとムチのつもりだったのかもしれないが、耐えられなくて辞めてしまった。その後、ワーホリでオーストラリアにきた時、初めてのオーストラリアの職場で、たいしたことしてないのに、”You are doing a great job!”とマネージャーに褒められるのが嬉しくて、もっと頑張ります~と、(単純?)ともっといい仕事がしたくてたまらなかった。褒めると伸びるタイプの人はオーストラリアの方が向いているのかもしれない。(苦笑)あなたはどのタイプ?

今日も読んでいただきありがとうございます。
みなさまのより充実した生活、人生を心より願っています。

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