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【旅日記】修学旅行・小学校【三都】

今回はとても懐かしい思い出を辿ってみましょう。おそらく親と離れて初めて行った旅らしい旅ではないでしょうか?
私の小学校(岡山)は三都を巡るのが定番になっていました。現在も同じなのかはまったくわかりませんが・・・もう20年以上も前の話になってしまいますので、断片的な記憶をたどって書いていきたいと思います。
 
 

1日目(金閣寺・清水寺・太秦映画村)

新幹線に乗り京都に向かいます。修学旅行用の貸し切り特別車両です。あれだけの人数で移動することはきっとこの先もうないでしょう。実は修学旅行とは、とても貴重な体験なのですね。

京都で訪れたのは、金閣寺清水寺太秦映画村です。
当時は地理感などまったくないので何も思いませんが、大学時代を京都で過ごしたので、この3か所は地味に離れていて移動が大変だなと感じてしまいます。

順番ははっきり言って覚えていません。
金閣寺・金色のイメージで、銀閣寺も銀に光らせばいいのにと子供心に思っていたことを思い出します。
清水寺・人が多すぎて音羽の滝をスルーしたような気がします。
そして太秦映画村、一番長い時間滞在したような感覚です。小学生あるあるでしょうが、おもちゃの短刀を購入し旅館でビシバシ遊んでいました。

旅館はおそらく、ライトアップされた京都タワーを見たので、京都駅付近だったと思われます。人並みに枕を投げ、人並みに恋バナをしました。しかし、この頃から夜行性だったのと、意外と環境が変わるとすんなり寝られず、部屋の中で最後まで起きていて次の日のバスはほぼ眠っていたような気がします。


2日目(東大寺・海遊館)

京都から奈良へ移動して、東大寺へ向かいます。
東大寺と言えばもちろん鹿と大仏ですね。当然のように鹿せんべいを自分で食べ、大仏の鼻のサイズという噂の柱に開いた穴もくぐりました。今の自分とは別人のようなアクティブさを持っていますね!さすがは少年時代です。

ところで、大人になった今この穴は果たしてくぐることができるのでしょうか?
今度行ったらチャレンジしてみたい・・・いいえ、きっと横目で人がくぐっているのを見流してさっと通り過ぎます。
大人になるってこういうことなのでしょう。あ、ちなみに鹿せんべいは美味しくなかったです。少し苦めの味でした。
奈良の観光はここだけだったと思います。
 
さらにバスで移動して今度は大阪へ向かいます。大阪で訪れたのは海遊館です。
親族が大阪に住んでいたので、海遊館には何度か訪れたことがあった私は、「俺はもう来たことがある、新鮮さはないぜ」という少年特有の謎のマウントを取っていた記憶があります。もちろん内心思っていただけで口には出していません。

大阪も水族館を見学しただけで終わりだったと思います。
帰りも貸し切り新幹線で帰宅。
当時はまだ少年だったので、家に帰るととても安心感がありほっとして、いつもよりぐっすりと眠りにつきました。旅の途中寝不足だったのもあるかもしれませんね。
 
以上、懐かしい記憶を引っ張り出してきた旅日記でした。今思うと、三都を巡るとは小学生には少し贅沢な、なかなか風情のある旅をしていたのですね。
大人になった今、みなさんが修学旅行で訪れた地を全く一緒ではないにしろ、同じようなコースで思い出を辿りながら巡ってみるのも素敵な旅になるかもしれませんね。

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