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【旅日記】呼子のイカの呼ぶ声がする【佐賀】

今回は佐賀に旅した時の事を書いていきたいと思います。なんとも珍しく急な2連休がゲットできたため、ここぞとばかりに旅へでます。行先は佐賀県です。目的は唐津城・呼子のイカ・伊万里焼・吉野ケ里遺跡といった所でしょうか。急に決めた旅程だったので全体的にあたふたとした旅となりました。

1日目(特急みどり・吉野ケ里歴史公園)

12時前に西川原駅を出発し岡山駅へ、今回は切符すら買っていなかったので券売機にて乗車券と特急券を購入し、まずは新幹線で博多駅を目指します。
車内でレンタカーとホテルの手続きを済ますためにスマホをポチポチといじります。レンタカーはすんなり唐津駅近辺で抑えることができ、引き続きホテルの手配を始めます。しかしここでトラブル発生、色々と検索するもどこも満室・・・若干焦りデッキへと移動して片っ端から電話を掛けますが全て満室、唐津を諦め佐賀市内を探しますがこれまた満室・・・車中泊も視野に入れながら最後に鳥栖市内を検索すると1軒だけ空きがあります。少々お値段は張りますが、宿無しはかなりきついので、速攻でぽちりと予約ボタンを押し事なきを得ます。
その後博多駅でレンタカーの予約も取り直して準備は万端となりますが、普段はしっかり用意してから旅に出ますので急に予約を取るのも大変なのだなとかなり勉強になりました。

博多駅で駅弁と飲み物を買って、特急みどりで佐賀駅まで向かいます。緑色が好きな私にとってはなんとも素敵な名前の特急だったのでグリーン席へ乗車、優雅にご飯を食べながら目的地に向かいます。

車体は緑ではない

今日は吉野ケ里歴史公園へ行くので佐賀で1度降りて引き返す予定でしたが、車内で調べていると新鳥栖から移動した方がやや早いという事が判明したので急遽下車してそこから在来線に乗り換え公園を目指します。吉野ヶ里公園駅から徒歩で20分ほど歩くと公園へと到着です。中に入ると遠い昔、教科書で見たような風景がそこら中に広がっています。

快晴

園内もかなり広く、気持ちのいい空気を吸いながら歩くだけでもとても良い運動になります。また、蕎麦の赤い花も見頃を迎えていて大変美しかったです。


帰りは反対の出口から退園して神崎駅へ、せっかく乗車券を佐賀駅まで購入したので、ホテルのある鳥栖に戻らず1度佐賀に向かいます。佐賀について駅周辺を散策しますが、特にやることもないのでご飯だけ食べて早々と鳥栖へと帰ります。
鳥栖駅からそこそこ歩いて本日の宿泊先ホテルビアントスヘと到着、無事1泊となります。


2日目(唐津城・呼子・伊万里焼)

朝ホテルをチェックアウト、鳥栖駅から新鳥栖駅まで電車で移動、新鳥栖駅でレンタカーを借りて本日は車移動です。
まず目指すのは唐津城、高速も使い車を走らせること約1時間で唐津城へ到着、佐賀は面積が大きい県ではないので移動はとても楽なほうだと思います。近辺の駐車場へ車を停めて唐津城へと歩きます。お城と言えば階段はつきもの、一段一段歩を進めましょう。と思いきや、“有料エレベータ”の文字が見えます・・・決して歩けないわけではないのですが、楽が好きなのと興味が勝ったので行きはとりあえずエレベータを選択します。
100円の運賃を払いいざ乗車、見た目はいたって普通のエレベータなのですが、なんと斜めに運行します。かなり斬新、外の景色が全く見えないのですが、これで眺めもあったりしたら最高でしょうね。
頂上に着くとお城はもう目の前です。入場料を払い最上階に行くと眺めは抜群、虹の松原や、綺麗な海が広がります。
帰りは階段ルートを選択、下から見上げる唐津城もなかなか素敵でナイスチョイスだと自分を褒めてあげます。期待せずに訪れた分かなり満足度は高かったです。

城ランクかなり上位です


そんなお城を後にして私が次に向かうのは、呼子でございます。信号も少ない走りやすい道を颯爽と20分、すぐに呼子に到着です。
お目当てはもちろんイカの活け造り、かもめ亭というお店にお邪魔し迷うことなく注文すると、本当にまだ動いているイカのお刺身が本体付きででてきます。コリコリしていて美味!そしてお刺身になっていない部分は天ぷらにしてくれます。個人的にはこちらがさらに美味しく感じました。お値段は3000円弱と決して安くはありませんが、コスパはいいですしお勧めです。お腹いっぱいになった後、呼子の朝市にてお店で食べておいしかったイカしゅうまいを購入して次の目的地へとむかいます。

イカすぜ!


佐賀と言えば焼き物の町、唐津有田伊万里などでしょうか、今回目指したのは伊万里焼です。呼子からは1時間少々で到着、大川内山の町並みと呼ばれる場所に到着すると窯元がずらりと並ぶ綺麗で渋い通りがあります。私はにわかなので、多くの作家さんの作品を1度に見ることができる伊万里焼鍋島会館にて焼き物を鑑賞します。来るまでは伊万里焼のイメージは高級で全く手の届かない物だと思っていたのですが、そんなことはなくお求めやすいお値段のものも数多くあります。


私は卯年なのでウサギが描かれていたお茶碗を購入しました。その後少し町並みを楽しんだ後、帰路につくために新鳥栖方面へむかいます。
途中佐賀市内でバルーンミュージアムにふらりとお邪魔、佐賀が気球で有名だという事を初めて学びつつ、新鳥栖駅に三度戻ってきて車を返却します。そして新幹線に乗り込み、つばめ・みずほと乗り継いで岡山へと帰っていきます。
 
今回は即席な旅でしたが、とても満足度の高いものになりました。佐賀県には最近西九州新幹線が開通したので、そちらにも今度は乗ってみたいなと思います。
さて、いよいよ47都道府県制覇まで残りあと1県、年末を楽しみにしながら今日はゆっくり眠りましょう。

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