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【旅日記】魚沼に米を求めて!初めての1人旅【新潟】

 今回は、少し懐かしく思い出深い旅日記を書いていきたいと思います。
時は私が大学生、まだ自分自身旅行が好きだという自覚もない時代、初めて1人で計画から予約、そして実行した旅行です。
 
旅の目的は1番が、”魚沼に米を買いに行く”でした。次点で寝台列車に乗りたい、あとは新潟にずっと行ってみたいと思っていたのも大きいと思います。
なぜ、新潟に行きたかったのか?それは私も良くわかりません・・・南より北が好き、太平洋側より日本海側が好き、こういったざっくりとした好みはありますが、大きな理由はありません!なんとなくです。
 
※各日付の横に日記に登場する主な観光スポットを記載しています。
※所々お勧めスポットの公式サイトをリンクしています。
見ていただく上で参考になればと思います。

1日目 (苗名滝・魚沼・長岡)

 大学の頃は京都に住んでいたので、出発は京都からです。
特急サンダーバードで富山駅へ、富山駅から特急はくたかで直江津駅まで、どちらもグリーン車にのって優雅な旅を満喫します。普段あまりお金を使わない私ですが、旅をする時、特に電車は贅沢な席を選ぶことが多いです!少しだけ乗り鉄と言っても差し支えないかもしれません。

切符撮りがち
車内も撮りがち

直江津駅に着くと、レンタカーに乗り換えて苗名の滝を目指します。この頃はまだ大学生でしたし、レンタカー1人で借りて旅行・・・少し寂しいかな。などという、今ではみじんも思わないようなことを少し気にしていたのもとても初々しい思い出です(笑) 

苗名滝は駐車場から少し歩けば(しんどかった記憶はないので)見えてきます。近くに行くと水量、音、ともに迫力があり実際に出ているかどうかはわかりませんが、マイナスイオンをビシビシと感じることができます!秋の紅葉の時期に訪れたので、周りの山々の色も相まってより素敵な眺めを堪能しました。あまり多くの滝を回ったとは言えませんが、今のところお勧め度トップとさせていただきます。

苗名滝と橋

 次の目的地は今回のメインイベント、”米を買う”でお世話になる魚沼市です。長閑な景色を眺めつつレンタカーを走らせます。少し田舎のほうに旅行に行くときは、レンタカーがやはり利便性も快適さも最も優れていますね。

メインイベントではありますが、魚沼市では米を買う以外には特に何もやることがなかったので、早速JAに寄り米を購入します。半分は実家へ、もう半分は大学の下宿へと送ります。
後々実家の家族から聞いた所、味は絶品で、数日たっても美味しさが保たれている!!という感想をいただき、とても嬉しかった記憶があります。ただやはりその味に比例しお値段は、おぼろげな記憶ではありますが、平均的なお米の金額の倍くらいはしたと思われます。しかし、それに見合った価値は間違いなくあると思うので、またいつか買いに訪れてみたいですね。

魚沼・長閑で素敵な場所

 その日は長岡まで移動して1泊!贅沢にホテルニューオオタニ長岡で日本料理を食べます。(今調べたら変わらずありました、懐かしい)長岡と言えば日本三大花火大会の開催地です。これもいつかは行ってみたいイベントの1つです。


2日目(瓢湖・マリンピア日本海・萬代橋・急行きたぐに)

長岡を出発して瓢湖へ向かいます。瓢湖はなんとなくで決めた目的地、しかし到着してみるとその光景に衝撃を受けます。湖を埋め尽くすばかりの、鳥・鳥・鳥・・・ガイドブックに鳥が集まるとは書いていましたが、想像以上です。雨の中、湖の周りを歩きます。どこまで行っても鳥、特に鳥が好きという訳ではないので個人的な感想としてはちょっと怖かったです(笑)ある意味今回の旅で1番印象に残っている場所かもしれません。

想像の遥か上をいきます


 その後、新潟市内に向かい水族館・マリンピア日本海を堪能!ここが今も続く水族館巡りのスタートの地かもしれません。
水族館のすぐそばには日本海が広がっており、車から見る景色もとても綺麗です。 レンタカーを返却して市内を闊歩します。街を歩いてみて、より新潟への愛着が増しました。信濃川が流れ、そこに架かる萬代橋がとても美しかったのと、街全体も程よく栄えていて、自分の住む街と似たような規模で安心感がありました。

ライトアップされた萬代橋

 そろそろ京都へ帰る時間が近づいてきました。辺りも暗くなり、新潟駅(万代口)の文字が青のネオンで光ります。どことなくかすれたようなあの青は今でも私の目に焼き付いています。きれいだなぁと少しの時間見入っていました。そして数年後この青を見に再び新潟に訪れることになりますが、それはまたいつか別の記事で。

 今は無き急行きたぐにに乗車し、帰路につきます。現在、寝台列車の定期運行便はサンライズ瀬戸・出雲だけになってしまいました。これから増えることはもうないのでしょうか?あの風情は他では味わえないものだと思っていますので、とても寂しいかぎりです。 

急行きたぐに
携帯が時代を感じさせますね

”寝台列車のジレンマ”・・・寝台という名の通りしっかり寝て朝を迎えるべきなのか、それとも滅多に経験のできない長旅、車窓を眺め楽しむべきなのか。列車に乗るときいつもこの2つの考えの板挟みになります(笑)これを私は先のように勝手に命名した次第でございます。

 列車に揺られ早朝の京都に到着、学生な私は明日も休み。さあ下宿に戻ってしっかりもうひと眠りしましょう。 


  さて、初めての一人旅!大きな問題もなく無事終えました。これが私の旅の始まりと言ってもいいでしょう。これから日本全国47都道府県制覇を目指して旅はまだまだ続いてゆきます。

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