見出し画像

#8【英語×恋】エドシーランを聴きながら号泣したの巻

こんにちは、詠美衣(エミー)です。

「英語と恋の奮闘記」連載中。
いよいよライバル登場・・・?!
前回までのストーリーはこちらから▼

私も大好きなチリ人の同僚
ジャスミンは誰が見ても
"beautiful!!"と言ってしまう
ほどの美女だった。

そんな相手が、
恋のライバルなんて…

私にはとうてい適わないやん…

と、気弱になった。

だけど、そんなとき、
人と比べてしまうのは
ナンセンス。

自分は自分のペースで、
今までどおり、ニックとの
距離を縮めていけばいいし

自分なりに英語力を磨いたり
内面や外見を磨いたりすれば
いいだけのこと。

付き合うとかどーこーの前に、

まずは、「名前を覚えてもらうこと」

それが私の第一ミッションなのだから!

さぁ、自分のことに、集中、集中~~!!

と、そんな風に思って今までなんとか
やってきたのだけど、ある日、
私のコンプレックスが刺激され
爆発する事件が起きた。

「ジャスミン」という花の名前のごとく
甘い香りに吸い寄せられる虫のように
たくさんの男性陣がジャスミンに
言い寄ってくる光景を何度も見かけた。

彼女は英語がわからないフリを
して上手くかわしていたけれど、

好きでもない人の誘いを
毎日のように断り続けるのは
それはそれで大変だよなー。

美人は美人の苦労があるんだなー。

と思ったりしていた。

中でも、ジャスミンのことを
「シスター(兄妹)」と呼ぶ
ほど可愛がっているインド人の
おじさんがいて、

そのおじさんはいつも彼女の仕事を
手伝ったり、気を引こうとして
面白い話をしたり、お菓子を
あげたりしていた。

とにかく、ジャスミンのためなら
なんでもやるおじさん!!(名前忘れたw)

ジャスミンがニックのことを好きだと
わかると、おじさんはニックとすぐに
仲良くなり、今度一緒にフィッシングに
行く約束を取り付けた。

(こういうとき、インド人の図々しく
 パワフルなコミュ力は羨ましいほど最強!!!!)

「ニックと仲良くなれるチャンスだぞ!
 お前も来いよ!Go!!!! Together!! Fishing!!」

とジャスミンを誘うおじさん。

よりによって、私とジャスミンが同じ
作業スペースにいるときに、その話を
必死に持ちかけるおじさん…(=へ=;)

ジャスミンと私の間に

流れ始める

気まずい空気・・・。

"ファン"モードだった頃の私なら、

「わー!ジャスミン、行ってきなよ~!」

もしくは

「いいなー!私も行きたーーい!!」

なんて、おちゃらけた調子で言えたけど、

この頃はすでに本気モードに
入りかけてしまっていた私。

聞いてないふりをして、
黙々と作業を続けていた。

平静を装っていたけれど、
私の心の中はいろんな気持ちが
湧いてきてぐちゃぐちゃだった。

ーーー

可愛い子は、何もしなくても
いつも周りにお膳立てされて
おいしいとこ取りをするんだ。

私が今までニックに近づくために
してきた英語や仕事の努力、
勇気を出して声をかけたことも・・・

ジャスミンはそんな努力や勇気なしで
そんなの全部、全部、すっ飛ばして、

ニックと遊びに行けちゃうんだ!!!!

ずるい・・・・・・・・!!!!

私の「名前を覚えてもらう」
なんて目標、、、
アホみたいじゃないか。。。

ほんと、アホみたいだ・・・・・・・

ーーー

今にも泣きたい気持ちでいっぱいで、
その場から走り去りたいほどだった。

ジャスミンはきっとそんな私の
気持ちに気づいていたのだろう。

「私は行かないわ」

と、その場でおじさんの誘いを断った。

それを聞いて、少しほっとした。

だけど、せっかくジャスミンもニックに
近づけるチャンスだったのに、私に気を
遣って断ってくれたんだろうと思うと、

とたんに申し訳なくなり
複雑な気持ちになった。

かといって、

無理に笑顔をつくって

「行ってきなよ!^^」

と言えるほどの心の余裕もなかった。

だって、ジャスミンほどの美女と
急接近したら、絶対にニックだって
ジャスミンのことを好きになるに
違いないって思ってしまったから。

おまけにジャスミンは
私を気遣って誘いを断って
くれるくらい、心も美しい
いい子だ。お似合いすぎる。

それなのに、自分のことしか
考えられない醜い自分にも、
嫌気が刺してとても心苦しかった。

その日は仕事が終わったら、
すぐに家に帰り
ご飯も食べずに
ベッドに突っ伏して泣いた。

何に泣いてるんだか
わからないくらい
感情と涙が溢れた。

Ed Sheeran(エドシーラン)の
 "Perfect duet"
を聞きながら号泣した。

泣き続けていたら、

私はただジャスミンに
嫉妬しているだけでは
ないことに気づいた。

今までずっと職場で感じていた
周りの男性のアジア人と
欧米系の女性に対する
接し方の違い、差別のようなものが、

あのとき、浮き彫りになって
自分の心を刺激していたのだ。

ジャスミンは、いわば
欧米系女性の"象徴"のように
私の目には映っていたのだ。

**
「私は仕事も英語も
 頑張っているのに!!

 アジア人だからって
 なめんなよ!!!!」**

という、怒りと悲しみも合わせって、
惨めな気持ちが募って爆発したのだ。

「そっか・・・
 私、ずっと頑張ってたんだな。
 アジア人だからって、
 ナメれないように。
 恋も、英語も、仕事も・・・・
 いっぱい、いっぱい、
 頑張ってたんだ。」

頑張っていたからこそ、
こんなに辛かったんだ。

そして、もうこんなにも
本気でニックのことが
好きになってしまってるんだ。

今まで頑張ってきた自分を
褒めて、いたわってあげたら
少し楽になった。

そして、こんなに好きだと
思える人に出会えたことに
改めて感謝した。

あーあ、明日からどうしようかな。

どんな心持ちで、
仕事をしたらいいんだろう。

ジャスミンにどんな顔して
会えばいいんだろう。

また今までみたいに笑い合って
話したり遊んだりできるのかな。

もうニックとの恋は、
諦めるべきなのかな。。。

泣き疲れてぼんやり考えたまま、
寝落ちした。

つづく

今日は英語のワンポイントレッスン
はありませんが、代わりに、大好きな
Ed Seeranの曲を皆さんに紹介します!

私が聞きながら号泣した

"Perfect duet"は

Ed Seeranの曲"Perfect"を
デュエット用にアレンジし
Beyonce(ビヨンセ)と
コラボしたもの。

**
もうね、本っっっっっ当にいい曲です!!!**

エドシーラン、日本にいたときは
正直まったく興味なかったのだけど、
ニュージーランドで至るところで
この曲が流れていて、
"いい曲だなぁ、誰歌ってるんだろう"
とずっと思っていたら、
エドシーランだということが判明し、
たちまち大好きなアーティストに
なってしまいました! 笑

ビヨンセの深みのある、
セクシーな歌声が
またいいんですよね…♥
二人のハーモニーも
息ぴったりで素敵です。

聞き取りやすい英語の発音だし、
スローテンポの曲なので、洋楽に
チャレンジしたいと思っている人
にはおすすめの練習曲ですよ♪

悩んだとき、いつも聴いていた
私の青春ソング in NZ.....
巷ではウエディングソングとして
よく使われているみたいですね。

私が路上ライブをやるときは
十八番としてギターでたくさん
弾き語りしました。

どの国の人にも好評でした^^

あ、ちなみに、ニック樣は
雰囲気が若干エドシーランに
似てるかも?!

ニックのほうが
かっこいいけど!!笑
↑エドシーランファンの人すみません!

ーーーーーー

エミーの恋のゆくえが気になる人、
海外留学・ワーホリを考えている人、
英語を話すときのマインドを習得したい人、

ぜひフォローして購読してくださいね♪
ではまた次回。See you later!!!!

▼英語やワーホリなどに関する相談やお仕事も受け付けています▼
◆noteにコメントしていただく
◆各SNSでご連絡していただく
【email】emmy.polaris@gmail.com
【facebook】 https://www.facebook.com/emmypolaris
【instagram】https://www.instagram.com/emmy_polaris/
【twitter】 https://twitter.com/emmy_polaris
【blog】 http://ameblo.jp/emmy-polaris/

サポートいただいた分は、よりこの世界を豊かにするための活動資金に使わせていただきます!活動のキーワード #音楽 #英語 #イラスト #旅 #自然