見出し画像

ほうろく灸!暑さでぼーっとした頭がびっくりするほどすっきりしました!

鍼灸師の先生にまた別のお灸を
教えていただきました。
暑さでだるい身体がスッとしますよ
ということで、やっていただいたら,
ビックリ!本当にスッキリしたんです。
(疑っていたわけではないのですが)

写真のように頭にのせた素焼きの皿の上で
もぐさに火をつけて温めるんです。
この暑いのに頭をさらに熱くするなんて!
普通は暑ければ冷やすとスッとするというか、
冷やすためのグッズがいっぱい売られてるのに。

とにかく,高齢の母は汗が流れて不快そうだったのに,
ほうろく灸をすると,
『汗が引いてスッとしてきた』
でも頭頂は触ると,結構熱くなっていました。
不思議です。

やっていただいた方法は

  1. ほうろく皿にもぐさをこんもり盛る

  2. もぐさに火をつけて皿を頭にのせる

  3. 最初のもぐさが燃えてから、もう一つ追もぐさを盛って火をつける

  4. ジワジワ熱くなるので、持った手で熱くなりすぎないように高さと位置を加減する。(10分間ほど)


煙がかなり出るので外の日陰で火をつけました。
火が消えて煙が出なくなったあと室内に移動しました。

ほうろく灸は土用の丑の日に暑気払いとして
お寺で行われてきた(今でも行われている)らしいです。

ずっとエアコンの効いた部屋にいたら
暑さを払う必要もないのでしょうか⁉
今や”暑気払い”で検索したら

暑気払い(しょきばらい)とは、「暑さをうち払う」という意味であり、冷たい食べ物や飲み物、漢方を摂取したり、「プールや海水浴に行ったりして」「体に溜まった熱気を取り除く」ことである。「現代では、もっぱら宴会をすることが多い」が、「夏の暑さを払いのける」ためのものであるから、必ずしも宴会を意味するとは限らない

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宴会に取って代わられたようです(泣)

ほうろく灸はまさに
「体に溜まった熱気を取り除く」
エアコンもアイスクリームもない昔からあった先人の知恵。
知らずにもったいないことをしていたなぁ~
知ったからには活用するぞー!!

手軽でお勧めですが,
結構熱くなるし,火も扱うので,
まずは,鍼灸師の指導を受けてやってみてください。
あるいは
近くのお寺でまだやっているかもしれません。