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“悩む”じゃなくて“考える”

アスリート学生さんが
「悩みたくない」というのをよく聞きます。
どういうことか尋ねると
「ベストが何か月も出ない」
「腰痛で思うようにプレイできない」 etc.

”悩む”という言葉を辞書で引くと

【悩む】
①精神的な痛みや負担を感じる。
 思い苦しむ。
②肉体的に苦しむ。病む。

旺文社国語辞典第9版

確かに,この意味だと誰だって悩みたくはないですね!

でも,話をさらに聞いていくと
練習もちゃんとやっているのに,
サボっている同期の方が良くなっている。
「こんなことで悩みたくない」というのです。

この”ちゃんとやっている”がミソで
もちろん練習は休まず,
与えられたメニューをきちんと
こなしているというのだけれども,
悩みたくない”あまり,
どうしたら現状を変えていけるかということは
考えていないことが多いのです。

【考える】
①(事態の探求や解決のために,知的に)
 あれこれと思いめぐらす。
②判断する

旺文社国語辞典第9版

”悩みたくない”と思うあまり
”考える”ことを放棄していませんか?

以前も書きましたが
大学で競技を続けて成長するには
”考える”ことが必要なのです。

悩む”ではなく”考える”!
言葉ってとても大事なんです。