見出し画像

家事としての料理とスポーツの共通点

毎日家事をしていて思うのですが、
特に料理は苦手では無いけど、
得意とも言えない。
嫌いではないけれども、
めちゃくちゃ好きと言うわけでもない。
そんな私ですか、何が苦痛なのか考えると
まず、何を作るか、
つまりメニューが決まっていない時、
それが1番悩ましいのです。
何でも好き嫌いなく食べてくれる人ばかりなら
いいのですが、アレルギーがあったり、
好き嫌い、硬いものが食べれないなど
条件が付くと格段にメニューを考えるのが
難しくなります。

逆に、
メニューも決まっていて、材料もあり、
手順も覚えていて、
どんな出来上がりかもわかっている。
また、出来上がりにも自信があるというか、
周りからいつもおいしいと言ってもらえることが期待できる。
こういう時はとても楽に料理できます。

スポーツの練習を考えたとき、
同じような感覚があるのではないでしょうか?
メニューを毎日考えないといけなかったら、
きっと大変ですよね。

特に、人数の多い部活動になると
それぞれのメンバーに合った
練習メニューを組むのはかなり大変です。
ですから、パートリーダーなど
学生がメニューを担当する場合には、
毎日考えるのにとても苦労しているようです。

さらにスポーツの場合は料理と違って、
この練習メニューをやったら、
絶対に良い結果が出るという保証は
必ずしもないので、調子が良く結果が出ている時は良くても、不調が続いたりすると、
この練習を続けて良いのか
迷いや不安が出てくることになります。

料理でも、初めて作るレシピの場合には
美味しく出来上がるのを期待して作るけれども
完成して食べてみたら、期待したような味でなくてがっかりすることもあります。
だから、ついこれまでの作り慣れたレシピ本に頼ってしまいマンネリ化してしまうのです。
新しいレシピにチャレンジするのは
勇気が少しばかり必要です。
がんばって作ったのに「まずい」と言われると
ちょっと悲しいものです。

スポーツの練習もやっぱり同じですね。
新しいメニューを試したくても
それで、上手くいく保証がないと、
調子が悪くなったらどうしようと不安になる。
だから、どうしても無難にしようと
これまでと同じ練習をくり返すことになる。

でも、アインシュタインも言っています。

*同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと,それを狂気という。
*問題が生じたときと同じ考え方をしていたら解決はできない。

勇気を出して新しいことにチャレンジするのは
大事ですね。ドイツのことわざにも
失敗を肯定的にとらえたものがあります。

転ぶのは恥ではない転んだままでいるのが恥なのだ。

新しいことを試して、上手くいかなくても
理由を考えて次に生かせばいいのですから
失敗を恐れずチャレンジしてください!