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#54 英語の目標達成に「SMARTゴール」
「目標達成にはビジョンが大切」
私自身の経験や周りを見ても、ずっとそう思っています。
SMARTゴールとは
SMARTとは、Specific(具体性), Measurable(測定可能), Achievable(達成可能), Relevant(関連性), Time-based(期限)の頭文字をとったものです。
フレームワークの各要素が相互に作用し、綿密な計画のもと、明確で追跡可能な目標の作成を可能にします。
今日のトピックであるSMARTゴールは、まさにビジョンを持って目標を達成する方法です。
詳細はこれから書くとして、今回はこのような方を例に挙げます。
35歳の会社員が課長昇進の条件である、TOEIC750点を9月末までに取る。
現在のスコアは500点なので、250点伸ばすことが必要。毎月TOEICを受験して50点ずつ上げる。
そのために、毎日起床時20分(リスニング・リーディング交互に過去問の解けなかったところを復習)・就寝時20分(単語覚える)はベッドで勉強し、週末はスタバで2時間(過去問を解く)する。
この目標、とても叶いそうです。
その理由は…
Specific(具体性)
5W1Hが入っているか。がポイントです。
5W1Hとは
When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)
How(どのように)
コミュニケーションがより効率的に、わかりやすく相手に伝えることができる効果があります。 また、ビジネス会議などでもいつまでに、何をどうのようにすればいいのかを明確にすることが可能になります。
目標を見ていると、現在とゴールが設定されており、月々、毎日、どこで何するかも細かく設定されています。
Measurable(測定可能)
これは進捗が見える化できることです。
つまり、数値化できていることですね。
毎月TOEIC受験して「50点上げる」という目に見える目標があります。
そのために、毎日朝・夜20分ずつ、週末は2時間勉強の時間を取る。
Achievable(達成可能)
個人的にSMARTゴールで一番好きな部分です。
ここを「はりきって」設定してしまうと続きません。
仕事で座っていることが多い人は、家でも毎日座って勉強するのはきっと大変です。
どこで勉強してもできれば良いので、心地のよさを一番にすること。
そのためには、どんな勉強法が自分にあっているかを試してみることです。
達成可能=継続可能ということなので、続かないんだよね…という方にこちらの記事はおすすめです。
Relevant(関連性)
英語を何となく勉強している人が、数年後に目が覚めたようにやめてしまうことがあります。
数年も続けれたのにやめる理由は、ここです。
何のためにしているのか。これは毎日自分に問いかけることです。
そうでなければ、続きません。
今回の例であれば、課長昇進(Whyがはっきりしていること)です。
くじけそうになったときにも、ここがないとやめてしまいます。
目標を立てる時に、一番最初に考えるポイントだと私は思います。
そのことについて書いた記事があるので、ぜひ読んでください。
Time-based(期限)
私もそういう時期がしばらくあったので、よーくわかるのです。
ずっと資格試験の勉強してしまうのです。
やっぱり教材中心に勉強をするより、オーセンティックマテリアルで勉強する方が、楽しいし学びも多いのです。
オーセンティックマテリアル
世の中に実際に存在し,教育目的に作られた教材ではないもの
(啓林館高等学校のwebsiteより)
なので、勉強は集中して期限を決めてしまう方が、本当の意味で伸びるのかなと思います。
そう思う理由をこちらの記事で書いてます。
まとめ
あれこれ考えてる暇があったら行動しろ!という考え方があり、私もこれは大賛成です。
ただ、行動=勉強ではなく、段取り(目標設定)も行動の一つです。
段取りをするからこそ、「なんか良さそう(得しそう)と思ったけど、結構大変だな。そこまでしてやりたいことではないかも。」と思うこともあります。
広告や世間の声に振り回されないためにも、まずはSMARTゴールでビジョンをしっかり持つ。
Relevant(関連性)で引っかかってしまう人は、まずは売れ筋1位のテキストを買う前にビジョンを持てるかどうか。そこからが行動です。
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