#山
きっと、むだなことなんてない(はず)
巨大な台風が日本を襲った。
河川の比較的近くに住んでいるわたしは、ここへ越してきてはじめて「避難勧告」という通知がきた。ただ、川からは急な坂を上がった高台にあり、ハザードマップではしっかりと除外されているエリアだった。いまの家はいろいろと不満もあるけれど、氾濫に強いらしかった。
もともと、連休はレースに出る予定だった。
それもほんの数週間前に、レース直前の追加エントリーで申込みをしたばかりだ
[archives:2016/09]“負けたことに、負けない” ―信越五岳2016の記録
「ごめん・・・ほんとにごめん。」
目を赤くして言う彼女を抱きしめて謝らなくていいよ、頑張った、よく頑張ったと励ましたけれど、彼女は何度も布団に突っ伏して、うぇ~と泣いた。
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私が出た初めてのロングレース、信越五岳トレイルランニングレース。
1年目は台風で悔しい8Aまでの特別完走、リベンジを誓った2年目は抽選落ちでそれでも何かしら関わりたいと思いボランティアに、3年目はTDSの後で
[archives:2015/09]信越五岳―20時間38分のドラマ―
“ペーサー役は大変なだけで報われないため、普通は家族かお人好し、大の親友でもなければ誘いに乗らない。”
“(ペーサー役は)むこうずねから出血し、自分の靴に嘔吐し、そして一夜にマラソンを二回完走しても、Tシャツ一枚もらえない。おまけに、ランナーが泥のなかで居眠りするあいだも起きていることを求められる。”
SHINETSU FIVE MOUNTAINS TRAIL110km 2015
20:38
レースはレースのずっと前からはじまっている:タイムチャートのはなし
9月。秋のトレイルランニングレースシーズンがいよいよ始まりますね!
UTMBでランナーの悲喜交々をみて感じたこと、たくさんありました。
日本では9月から12月にかけて、人気レース目白押しです。そこで、自分自身や多くの選手のレースを身近に触れて感じた完走についての教訓、これまでの取材で教わった知識などを、【なんとしても完走だけはしたい】あなたへ、ずっとびりっけつランナーだったわたしから、メッセージ