魔女工場の「なめらか透明美肌ベストセラー美容液」
魔女工場ってすごいブランド名ですよね。韓国美肌への憧れと、殿堂入り的人気商品への興味から購入しました。
明るく透き通るような美肌への最初のステップ。高濃縮ガラクトミセス発酵ろ過物と2倍に増加したトーンアップ成分*がくすんだお肌を明るく、肌本来の透明感とツヤを取り戻すサポートをします。
*シミ・そばかすのもととなるメラニンの生成を抑える成分
全成分
ガラクトミセス培養液、ナイアシンアミド、ペンチレングリコール、 BG、 １，２－ヘキサンジオール、パンテノール、アルギン酸Ｎａ、ヒアルロン酸Na、水、シマカンギク花エキス、エチルヘキシルグリセリン、グルタチオン、ハマメリス水
韓国コスメ（スキンケア）は即効性が求められると言われがちで、美容大国だからこそ消費者の審美眼が厳しいことが理由とされています。次々と新しい美容成分が推されるのが興味深いです。ベンチャーマインドのような強さを感じています。
その中でも大ヒットの美容液ということで、リニューアル前の初代ガラクトミーナイアシンエッセンスの累計販売数はなんと111万本を突破（2012年4月～2020年10月）しているそう。美白や明るさを実感できるという口コミも多く見られました。Qoo10の３月のメガ割で購入し、少し前に使い切ったのでそのレビューです。
使用感はとにかくサラサラ。水をつけているんじゃないか、と思うほどの軽さでした。私は化粧水の次に朝晩使用しましたが、導入美容液としても使えるというのも納得のテクスチャーです。とろみ系の化粧水なんかより余程サラッとしています。ノンオイル成分とのことで、べたつきが苦手な人や馴染ませるのに時間をかけたくない人に良さそう。スキンケアは毎日のことなので、浸透の良さもリピートする理由になるなと思います。
とは言えしっかり保湿される感覚はあり、物足りなさを感じることはありませんでした。キメが整って肌が柔らかくなる感じです。クリームでケアして厚みが出てくるような整い方というよりは、なんとなく化粧ノリ良いな、みたいな。むっちり感、吸い付く感じが好きな方には心もとないかもしれません。商品名に掲げられているガラクトミセスは天然酵母の一種で、ビタミンやミネラルを含み、肌トーンや皮脂調整に優れているそう。新定番になりつつある発酵系のコスメです。水分と油分のバランスを整える効果があるので、それによってキメが整う感覚につながるのだなと納得しました。
もう一つのメイン成分として挙げられているのがナイアシンアミド。こちらも、ここ数年で注目度がアップしている成分かなと思っています。いわゆるハリ・美白成分と言われることが多いですが、正直一本では可もなく不可もなく、でした。商品紹介でも「毛穴、肌トーンをケア」と謳っているので、シワ・シミ改善！まで期待されると弱いかもしれません。今の皮脂悩みが出やすい時期に使うと毛穴への効果が感じられるのかもな、と思う程度でしょうか。ただ前述の通りキメが整うので、開き毛穴の対策や透明感アップには一役買ってくれそう。
美容液そのものの話からは逸れますが、シーズン毎にポップなデザインが出るのもチャームポイント。10周年記念はピンク～パープルのトーンのお花のデザイン、今夏はビーチのデザインです。韓国コスメに多いシンプルなガラスボトルも好感を持っていましたが、手に取って可愛いのは気持ちが上がります。おまけ文化でサンプルやポストカードが付くのも単純に嬉しい。消費者目線というか、「私これが好きなんだ、あなたも使ってみて！」みたいなシンプルな気持ちを貰ったような。マーケティング上手ですね。
全体の印象としては、ちょっとキメを補助してくれたらなー、くらいの入口の人におすすめしたいです。ビタミンＣ系の美白美容液が肌に合わない方の選択肢としても良いかもしれません。攻めたい人より、とりあえず美容液使ってみたいとか、ストレスなくプラスのケアをしたい人向けというイメージです。自分比でしかありませんが、照明の下にいる時の肌がキープされているようなトーンアップ感があります。使い心地が良くて、徐々に調子が上向く美容液でした。
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