【海外旅行】クレジットカード不正利用された話。
海外に住んでいるというだけで、危ないんじゃないか?とか危険なことはないの?
とかそんな質問をよくされるが・・・
ドイツに住んでいて、危ないな・・・とか怖いな・・・と感じたことはほぼ無い。
ただ日本では起きないだろうなという事態が起きることは稀にある。
陸続きヨーロッパに住んでいることもあり、コロナ前は隣国へちょいちょい旅行に行っていたのだが、そこで一度だけクレジットカード情報が流失した。
今日たまたまネットショッピングしていて、クレジットカード情報を入力した時に、ふとそのことを思い出したので、その話を少し。
コロナ禍になる前、夏休み・冬休みと長期休みは必ず夫と隣国に旅行に行っていた。
お気に入りはクロアチア。
時間はかかるけど車でアクセスできる。
綺麗なビーチもあって、1週間くらい滞在するのにとても良い旅行地なのである。
数年前に初めてクロアチアに行った時、いくつかの都市に滞在したのだが、
最初に滞在した小さな街では、日帰りでヴェネチアに船で行けるツアーに参加した。
ツアーといっても、高速船で連れてってもらうだけなのだが。
事前に計画していたわけではなく、たまたまそんなツアーがあると知って、参加しよう!ということになった。
便利な世の中なので、参加しよう!となったらオンラインで申し込むことができる。
言い出しっぺの私が申し込み、クレジットカードで決済するということになったのだが、
これが後にビッグプロブレムとなった。
ツアーの申し込みはできるのだが、クレジットカード決済だけなぜかできない。
何度も確認してカード番号を入力しているのだが、エラーとなる。
見兼ねた夫が申し込みし直し、彼のカードでは問題なく決済ができ、無事ツアー申し込み完了となった。
無事ツアーも旅行も満喫し、ドイツに戻ってきたのだが、私のクレジットカードで決済ができなかったことなんてすっかり忘れていた。
思い出すきっかけになったのは、日本に一時帰国していた時のこと。
母から不在中に色々手紙が来ていたから確認しなさい、と実家宛に届いた郵送物を渡された。
お店のDMとか、未だ契約だけしている日本の携帯電話の明細書とか、日本のクレジットカードの明細書も届いていた。
いつも封を開けて、ちらっと確認して捨てるという作業なのだが、
ふと、クレジットカードの明細を見てみると、記憶にない決済があるではないか。
金額にして約1000ユーロ(13万円くらい)内訳としては衣服のようだ。
衣類で13万?
どんな高級ブランドの服買ったっけ?
覚えてはいない。
ただ13万・・・もちろん高額ではあるが、お高いダウンコートとか買ったらそれくらいするかもしれない。モンクレールとか・・・
ただ買った記憶は全くない。
色々考えてもキリがないので、クレジットカード会社へ電話し、相談することにした。
“カード決済した記憶がない“のであれば、不正利用された可能性もあるので、まずクレジットカードを止めた方が良いとのこと。
ということでそのまままずクレジットカードを停止してもらった。
不正利用に関しては調査が必要なので、カード会社側で調査を進め、情報がわかったら連絡するとのことで、それから悶々とした日々を過ごすことになった。
日本に住んでいた頃は、結構クレジットカードで支払いをしていたが、ドイツに引っ越してからは、あまり日本のクレジットカードを使う機会も無かった。
なのになぜ、こんなことが起きたのか・・・
そう、きっとクロアチアに行った時だ。
小さなことまで思い出してみると、何が理由でクレジットカードを不正に使われたのかがわかってきた。
カード番号が漏れてしまった理由はおそらく、ホテルのWi-Fiを使っていたことがあると思う。
クロアチアからヴェネチアへのツアーの予約・決済もホテルのWifiにアクセスした状態で行おうとしていた。
夫に至っては、ホテルのWifiは使用せずだった・・・
小さなホテルだったし、セキュリティ弱々だったのではないかと思う。
むしろセキュリティとか考えず、安易にクレジットカード情報を入力したことが、ダメダメだったなーと自分を責めた・・・
クレジットカード会社に連絡して半年ほど経った頃に、無事1000ユーロの返金を受けることができた。
証拠みたいなものを送ってもらったのだが、どこかの誰かが私のクレジットカード情報を使って1000ユーロほどの衣類を購入していたようだ。
場所はドイツ・ハンブルクのショップ。
ドイツの南に住む私はそう簡単にドイツの北にあるハンブルクになんか行かない。
しっかり返金されたのでよかったけど、もう少し自分注意しなきゃ!と強く思った。
この話を何人かの知人・友人にしたのだが、
私もそういうことあったよ!!!
という人が数名・・・
海外・日本関係なく気をつけていこうと思った。
今日はこの辺で。Ciao
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