【ドイツ暮らし】皆が愛する国民食的な甘いもの。
ドイツ料理といえば、ソーセージ!
というのが、ドイツのイメージではないだろうか。
あとはビールとか、バウムクーヘンとか、ドイツっぽい食べ物は色々あるが、
ドイツで暮らし始めて、ドイツ人が本当に愛してやまないものを見つけた。
今日はそんな甘いものの話を少し。
在独4年目にして確信した“ドイツ人が愛してやまないもの“
それは夏の風物詩“アイス“
アイスと言えど色々あるが、ドイツでいうところのアイスは、上記イラストにあるようなやつ。
寒さが続いているこんな時に、季節外れの記事になるが、ドイツでは夏に比べて食べる頻度は減るとしても、冬もちゃんとアイスを食べている。
とは言え、冬は極寒のドイツ。
マイナスの気温が続き、天気が悪ければ吹雪みたいなことも少なくないので、そんな日に外でアイス♪なんて無理な話。
街中にはアイス屋さんがたくさんあるのだが、そんな天気もあり、基本的にオフシーズンは営業中止。
ウィンタータイムが始まる頃に店じまい。
長く営業している店も、クリスマス前には閉まってしまう。
食べれないとなると無性に食べたくなるもので、ドイツ人ではない私も、なぜか年末くらいから無性にアイスが食べたくなっていた。
ないものねだりとはこういうものか・・・
今月になり、私と夫が愛する近所のアイス屋さんがこの冬休みを終えて、(やっと?)再オープンした。
まだ寒さが続いているのだが、皆待ち望んでいたかのように、このアイス屋さんには行列ができていた。
みんな分厚くて長いコートに身を包みながら、アイスを買うという光景。
外気はほぼマイナス。それでも皆アイスを買い、店内ではなく、寒い外で食べている。
ドイツ人ほど寒さに耐性がない私は、外では食べれず、暖かい車の中で食べるのだが、こんな寒いのによくアイスなんて食べるなーといつも感心している。
こんな感じで、寒かろうが暑かろうがドイツ人はアイスを食べる。
夏の風物詩と書いたが、ドイツでは年中アイスといえる。
夏になると、こんなにアイス屋いらないでしょ?!っていうくらい街中にアイス屋さんがオープンしているし、
夏場は、アイスをぺろぺろ食べている人々が常に視界に入っているって言っても大袈裟じゃないくらいみんなアイスを食べている。
だから、私の中でアイスは、ビールに匹敵するくらいドイツ人にとってなくてはならないものだと思っている。
アイス愛の強いドイツだが、それに応じて最近は色々なアイスが出てきている。
私がよく行くアイス屋さんも流行りに乗って、ヴィーガン専門。
ヴィーガンではない私は、アイスくらいミルクたっぷりで作ってよ!と思いつつ、ヴィーガンアイスの食感と味も良くて気に入っている。
あとは変わり種で、ビール味やソーセージ味といった、挑戦するのにちょっと勇気がいるようなテイストのアイスを扱うお店も出てきている。
私はまだ試したことがないが・・・
とは言え、アイス屋さんに行くときは、みんながどんなアイスを食べているのか観察しているのだが、やっぱりバニラとかチョコレート味とか定番テイストを食べている人が多いように思う。
サイズもドイツ規格なアイス。
私は、どんなに暑くてもドイツサイズの1スクープで十分満腹になれる人。
ドイツでは幼稚園生サイズみたいなもんなので、大抵アイス屋さんに行くと、みんな少なくとも2スクープ、3スクープ注文している人が多い。
私としては、冬の寒い時にそんなに冷たいもの食べたらお腹痛くなりそうだし、
乾燥しているとは言え、夏の激暑の天気の中、バニラとかチョコとか重めのテイストのアイスを2個も3個も食べる気にはなれないのだが・・・
ドイツもだんだん暖かくなってくるので、これからどんどんアイスを手に持った人たちが増えていく。
これからドイツ旅行を計画されている方は、ぜひドイツのアイスを試していただきたい。
真冬でない限りは、どこでもアイススタンドが見つかるし、アイス持った人がたくさんいるので、すぐにアイス屋さんは見つかると思う。
今日はこの辺で。Ciao
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