ルンバが変える行動変容。手間=愛着

いまさらながら、ルンバを自宅に導入した。その結果、生活の行動様式が一変した。単なるお掃除ロボットだと思っていたが、このお掃除ロボット、実に手間のかかるやつで、障害物を避けて掃除してくれるとはいえ、やっぱり全部掃除して欲しいと思うのが人間様。

結局、人の手で掃除機はかけないけれど、部屋の片付けはするようになるのです。とりあえず床に何も落ちていない状態にしようとして片付ける、片付ける、片付ける・・・。

あれ、ルンバ動く前に結構きれいになってんじゃん笑

単に掃除機を代わってやってくれる、という「置き換え」だと、ここまでの変容はなかったんだと思う。変容というほど大袈裟でもないとは思うが、人の習慣を変えるというのは大きなインパクトがある。

単なる置き換えになっていない要因は、冒頭でも述べたが、「手間を残した設計」というところではないかと思う。結局片付けはしないとうまく掃除をしてくれないのであれば、しょうがねぇな〜おまえは、動きやすいように足場綺麗にしといてやるよ!っていう親心が出てくるのです。家電を家族に向かい入れたような感じですね。

家電を家族の一員に向かい入れてしまえば、なくてはならないものになっちゃうのです。ペットを飼ってすぐ手放せないのと同じですね。愛着が湧く。うまいな。「手間=愛着」という方程式をつくったいい家電だな〜と、つくづく思うわけです。

モノづくりにも、この消費者側に愛着をわかせる仕組みをいかに取り入れるかが大事なポイントなんだと思う。愛着、

つまり、手間。

何でもかんでも便利になれば良いってもんでもないんだね〜、ということに気付かされたルンバの導入レビューでした。

ちなみに我が家が向かい入れたルンバはRooomba j7。

コストコで74000円ぐらいだったかな。最初に使う時アプリから、名前を決めてください、と言われたので、その場にいた息子たちに、ルンバの名前なんにする?ってきいたら、「ちゃんぽんちゃん」と返ってきたので、我が家のルンバはちゃんぽんという名前がついています。

この辺の設計も憎いよね!もうペットやんか。ちゃんぽんちゃん。

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