ゲームをいい意味で受け入れた母
モンスターハンターワールドアイスボーンを楽しそうにプレイする夫。
夫はこのモンハンというゲームが大好きなのです。
発売日から8カ月もたってるのに、なぜ今ごろ買ったのか? 疑問に思っていました。
体験版をプレイして、コントローラーのボタンの組み合わせが増えていた。
「もうできない」と諦めたそうです。
8カ月後、やっぱり買っちゃった(笑)
いい感じにプレイできているじゃない?
それは子供たちにボタンの使いかたを教えてもらったから。
「信じられないくらい自分の指先が動くようになったんだよ」
「お金は使えばなくなるけど、頭は使えば使うほど増えていくんだ」とか言っちゃって、ずいぶん嬉しそうにやってます。
「もしかして、子供たちの方がうまい?」「例えばどのくらいのランク?」と聞くと
「長男が上の中、二男が上の下」「俺は中の上」
「子供たちは一人で狩れるけど、俺はまだ」
ゲーム上ではもう親父越えされてるんだ。ちょっとビックリでした。
夫も子供たちもゲームが大好きです。モンハンは3人共通の大好きなゲーム。
長男が、モンハンを初めてプレイした時は「怖い」とビビッていました。
なのに、あれから6年ほどで親父ごえ。
子どもの成長は早いです。
以前は、ゲームに夢中になる夫に腹を立て、ケンカの種になっていました。
画面を見るのも嫌でモンハンアレルギーじゃないかと思うくらい。
今では、ストレス解消になるし好きなことがあるっていいなと思っています。
では、なぜそう思うようになったのでしょう。
不登校
もともとゲームが好きな長男。不登校がすすむにつれスマホのゲームにどっぷりハマっていきました。
約束した時間を守れず、スマホを取り上げれば暴れる。
昼夜逆転もするし生活も乱れ、不登校の王道を突っ走っていました。
本人に聞いてみると、夜は外に出なくてはならないプレッシャーから解放される時間。安心するんだそうです。
色々なことを考えたり、お腹が痛くて2日くらい眠れない日もあった。何もすることがなくてゲームにハマった。
ゲームを通して友達ができていき、居場所ができていったそうです。
ひとりで苦しむ長男を救ってくれたのはゲームでした。
釣りにいったり、ランチにいったり、親なりに努力しました。
でも出会いで変われるんだなと思いました。そのキッカケはゲームです。
それから悪いイメージしかなかったゲームを、いい意味で受け入れようと思うようになりました。
家族でゲーム
長男の不登校中、トランプや花札、UNOやカードゲームを家族全員で遊ぶのがブームになりました。
花札は、映画サマーウォーズを観て「こいこい」がしたくてはじめました。
大富豪は、二男が負け続けると勝つまで寝れない「接待トランプ」
かなりゲームの感覚を鍛えられたのではないでしょうか。
WiiUを買ったときは、スーパーマリオブラザーズUを家族4人協力プレイで全クリしました。
夫のマリオは、キレッキレの動きで子供たちのヒーローでした。(子供時代にやりこんだ成果)
一緒になって楽しむと、ゲームの魅力に気付きます。
ゲームから学んだこと
あまりゲームをやらない私ですが、一度だけゲームにハマって昼夜逆転したことがあります。
「ファイナルファンタジー3」スーパーファミコンの時代。
確か、これ以上レベルを上げれないくらいマックスの状態でラスボスを倒せなかった苦い思い出があります。
何をかくそう私もハマるタイプ。でもそれ以来ゲームはやらなくなりました。
思い出してみると、意外とゲームに体力を使います。
集中力を要し、勝つまで寝なかった。勝てなかったけど。
勝つためには、必死に調べるし、データをとったり、分析しながらゲームをするので頭も使う。
二男は小学生には読めない難しい漢字も読めます。そして動体視力がとてもいい。(山に行くと鳥を見つけるのが早い)
オンラインゲームを通して友達もできるし、ボイスチャットをしてコミュニケーション能力が高くなりました。
プログラミングに興味をもって学んでいます。
ゲームを通して世界が広がりました。
さいごに
ゲームを毛嫌いしていた私ですがゲームに対して悪いイメージがなくなりました。
好きなことがあって楽しめると心が豊かになります。
それがゲームだっただけです。
わたし個人の考えですが。(それぞれ価値観も違うので)
夫や子供たちが夢中になれるものがあること。
熱く語れるものがあることは幸せなことだと思います。
スプラトゥーンをやらせてもらったら、壁にのぼれず。
あつ森で釣りをやらせてもらったら、海へ向けませんでした。
どんだけ覚え悪いんかい。
コントローラーを操れるひとたちを尊敬しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたのハマったゲームは何ですか?
それが知らないゲームだとしても楽しさは伝わってきます。
どうぞ思いきり楽しんでくださいね!
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